「国際第三套路講習会(短器械)」(東京・本部研修センター)申込締切5月20日(火)
ジュニアA組年齢区分の競技套路,国際大会で採用
国内普及に向けて選手・コーチ・審判員を対象に
6月に短器械,8月に長器械の講習会
【掲載:2014年5月15日】
(公社)日本武術太極拳連盟選手強化委員会(谷川大委員長)は「第三国際武術競技規定套路」(通称:国際第三套路)の器械套路の講習会を6月(短器械)と8月(長器械)に東京・本部研修センターで開催する。
「国際第三套路」は国際武術連盟により2012年3月に発表されたジュニア選手のレベルアップを図るための比較的難易度の高い「規定競技用套路」である。
同年9月中国・マカオで開催された「第4回世界ジュニア武術選手権大会」から年齢区分A組(16~18歳)で種目として採用されており,その後世界ジュニア武術選手権大会をはじめ,アジアジュニア武術選手権大会などの国際大会で採用されている。
国内大会での導入にはしばらくの時間が必要だが,今後の国内での普及を進める足掛かりとするために,昨年は東京と大阪で徒手套路(太極拳・長拳・南拳)の講習会を実施し,両会場で計112人が参加した。
今回の講習会は6月に短器械,8月に長器械の講習会をそれぞれ東京・本部研修センターで実施する。
【受講対象者】
競技選手,選手所属団体コーチ,審判員ほか,都道府県連盟加盟所属団体の会員。
【参加条件】
昨年の徒手套路講習会を受講していなくとも,今回の講習会を受講できる。しかし,これら套路はいずれの種目も套路内に難度動作が含まれている。跳躍回転と着地,また高度のバランス動作を行わなければならない。参加に際しては原則として,長拳種目ではB套路またはA套路の習得,南拳種目では規定南拳套路の習得,太極剣は42式太極剣と基本的跳躍動作を習得していることを条件とする。
【国際第三套路 短器械(太極剣含む)講習会】
6月7日(土)・8日(日)10時~16時30分/日本連盟本部研修センター
【国際第三套路 長器械および太極剣講習会】
8月2日(土)・3日(日)10時~16時30分/日本連盟本部研修センター
講習担当コーチは日本連盟選手強化委員会スタッフおよびコーチ。
【受講料】
各講習4,000円 受講種目は太極剣,長拳器械種目,南拳器械種目のうち1人1種目に限る。各種目とも2日間の講習。器械は各自で持参のこと。
【受講申込締切】
5月20日(火)までに日本連盟事務局あてにファックスで受講申込書を送付すること。同講習会の実施要綱・開催案内は都道府県連盟に送付済み。受講申込書は日本連盟ホームページからPDFファイルを印刷することもできる。
【教材】
国際第三套路の短器械・長器械の各種目および太極剣の動作名称表を日本連盟事務局が「受講申込書」を受領した受講者宛に5月末に送付する。
【国際第三套路DVD】
対応機器:家庭用DVDプレーヤー,パソコンDVD
ドライブ
言語:中国語
構成:各種目とも基本的に次の構成内容となっている
全套路演武映像(正面・背面)
区切り(段)ごとの解説
動作名称 路線図(段ごと)