文部科学省の「スポーツ功労者顕彰」と「国際大会優秀者表彰」日本連盟から11人が受章
世界選手権と世界ジュニアのメダリスト:
大川,阪,中田,市来崎,内田,山口,佐藤,薄井の8選手と
指導者の孫建明,孔祥東,高山宗久各コーチ
【掲載:2014年08月15日】
文部科学省による「スポーツ功労者顕彰」と「国際競技大会優秀者表彰」の顕彰・表彰式が7月16日夕,東京・千代田区のホテルニューオータニで行われ,日本連盟からの受章者11人全員が参加した。
競技スポーツの分野で顕著な成績を収めた各競技団体の選手とその指導者を顕彰・表彰するもので,武術太極拳からは昨年(2013年)11月,マレーシアで開催された「第12回世界武術選手権大会」男子剣術で金メダルを獲得した大川智矢選手(東京都連盟)と女子南棍で金メダルに輝いた阪みさき選手(大阪府連盟)が「スポーツ功労者顕彰」を受章した。
同選手権大会で銀メダルを獲得した中田光紀選手(男子南棍・東京都連盟),市来崎大祐選手(男子棍術・東京都連盟),内田愛選手(女子太極剣・神奈川県連盟),顕彰とのダブル受章の大川智矢選手(男子槍術・東京都連盟)と銅メダリストの山口啓子選手(女子剣術・東京都連盟),佐藤直子選手(女子太極拳・神奈川連盟),第5回世界ジュニア武術選手権大会(2014年3月,トルコ)の女子太極剣で金メダルを獲得した薄井花音選手(栃木県連盟)の計7人が「国際競技大会優秀者表彰」を受章した。
受章選手の指導にあたった日本連盟選手強化委員会の孫建明ヘッドコーチと孔祥東コーチ,高山宗久コーチが同様にそれぞれ功労者顕彰を受章した。
表彰式では下村博文文部科学大臣から受章者へ顕彰状・表彰状が手渡された。多くの取材陣がつめかけるなか,受章者を代表してソチ・オリンピック冬季競技大会のフィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦選手とソチ・パラリンピックアルペンスキー男子滑降座位金メダルの狩野亮選手が謝辞を述べた。
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「スポーツ功労者顕彰」は世界的規模の競技会において優勝した選手と指導者,「国際競技大会優秀者表彰」は世界選手権大会で第2位,第3位の成績を収めた選手およびジュニアの世界チャンピオンとその指導者に対して贈られるもので,(公益財団法人)日本オリンピック委員会から文科省に候補選手・指導者を推薦する。