日本連盟 第92回理事会を開催 2016年度4段位事業を含む事業活動計画・主要事業日程等を承認

2016年度主要事業活動・日程等の議案を審議し承認

【掲載:2015年11月15日】

 

公益社団法人日本武術太極拳連盟の第92回理事会が10月21日に開催された。本理事会では,今年度(2015年度)実施された全国7ブロックの事業活動報告,各委員会報告および日本連盟の来年度(2016年度)主要事業活動計画と日程を,以下の議事録のとおり審議した。



冒頭で挨拶に立つ村岡久平日本連盟会長

公益社団法人日本武術太極拳連盟 第92回理事会議事録

日 時:2015年(平成27年)10月21日(水) 午後2時00分~3時40分

会 場:主婦会館「プラザエフ」(東京都千代田区六番町)3階会議室<コスモス>

理事・監事総数:19名(理事17名・監事2名)

出席者数:17名(理事15名・監事2名)

出席者:村岡久平会長,岡﨑温専務理事,石原泰彦,
川崎雅雄,辻本三郎丸,友正慧の各常務理事,岩元克雄,大沢藍未,大和久美代子,奥村吉昭,川島通正,高山守夫,谷甚四郎,塚原加代子,宮本知次の各理事,有居晃,恩田享位両監事。
なお,矢島孝一郎国体準備委員会委員長,高浦猛ジュニア普及委員会委員長,谷川大選手強化委員会委員長,西村誠志審判委員会委員長,渡辺敏雄総務部長,渡辺雅人,菅野淳子両事業部長が陪席した。

本日の理事会が定款第33条の規定により成立していることを確認し,開会にあたり村岡久平会長が,2020年東京オリンピックの追加競技種目の選考経緯の報告を含めた挨拶を述べた。次に報告および議案の審議に入った。

 

報  告:

一,岡﨑温専務理事が6月に開催した前回理事会以降の事業活動について,1)村岡久平会長からも報告された2020年東京オリンピック追加競技種目の件について説明を行った。2)10月1日にスポーツ関係の取りまとめを担うスポーツ庁が発足した。今後活動範囲が広がっていくことを期待している。3)7月に「第32回全日本武術太極拳選手権大会」が開催され無事終了した。4)「第8回アジアジュニア武術選手権大会」が,中国・内モンゴル自治区シリンホト市で開催され,出場した選手14名が全員入賞し,金メダル6個・銀メダル7個・銅メダル2個を獲得する好成績を収めた。5)国体準備委員会のもと,全国7ブロックにおいて講習会が実施された。10月からは後期分も開始され,来年2月・3月には国体審判員認定試験,8月には国体コーチ認定試験が実施される。6)太極拳4段位審査会も2015年度後期分が10月に実施され,来年4月に2016年度前期審査会が東京・大阪で開催される。7)太極拳級位・段位の登録者・受講者がこの数年来減少傾向にあるため,増加に向けての取組をお願いする。8)長野県連盟の問題については,組織整備委員会から説明を行う,ことなどの報告を行った。

二,川崎雅雄組織整備委員会委員長,矢島孝一郎国体準備委員会委員長,高浦猛ジュニア普及委員会委員長,谷川大選手強化委員会委員長,西村誠志審判委員会委員長,辻本三郎丸太極拳技能検定委員会委員長,友正慧太極拳指導員委員会委員長から各委員会活動報告について事前書面報告が行われた。

三,ブロック選出理事(東北・北海道ブロック=奥村吉昭理事,北関東ブロック=高山守夫理事,南関東ブロック=大和久美代子理事,東海・北陸ブロック=大沢藍未理事,近畿ブロック=谷甚四郎理事,中国・四国ブロック=川島通正理事,および九州・沖縄ブロック=岩元克雄理事)から,今年度のブロック活動状況について事前書面報告が行われた。

 

議  案:

一,2015年度の下半期事業活動について
 各ブロック,および日本連盟各専門委員会の2015年度の下半期事業活動計画について事前書面報告が行われ,審議,承認した。

二,来年度の日本連盟,各専門委員会,及び各ブロック事業活動計画について
 各ブロック,および日本連盟各専門委員会の2016年度の事業活動計画について事前書面報告が行われ,審議,承認した。

三,来年度の日本連盟主要事業日程承認の件

四,来年度の日本連盟本部研修センター・大阪研修センター特別講習会募集要綱の件

五,来年度の日本連盟4段位昇段研修会実施要綱,実施日程の件
 石原泰彦常務理事・事務局長が,上記3議案につき,「2016年度(平成28年度)主要事業日程(案)」,「2016年度本部研修センター特別講習会募集要綱」,「2016年度4段位昇段中央研修会・審査会・ブロック講習会実施日程」,「2016年度4段位昇段研修会実施要綱」,「4段位昇段ブロック講習会実施要綱」,「2016年度4段位昇段審査会実施規程」の各資料により説明し,審議のうえ承認した。なお,来年度の日本連盟事業活動計画は2016年1月16日開催の第51回日本連盟定例総会に提案のうえ審議,承認の運びとなる。

六,国体コーチ・審判員認定試験実施予定の件
 石原泰彦常務理事・事務局長が,資料「国体コーチ・審判員 認定試験実施予定」により説明し,審議のうえ承認した。

七,2016年全日本武術太極拳競技会実施予定の件
 石原泰彦常務理事・事務局長が,資料「2016年全日本武術太極拳競技会の実施」により説明し,審議のうえ承認した。

八,強化指定選手ランキング規定および強化助成費規定改定案の件
 渡辺雅人事業部長が,資料「強化指定選手ランキング規定および強化助成費規定一覧表 改定案」により説明し,審議のうえ承認した。

九,長野県連盟組織問題の件
 川崎雅雄常務理事・組織整備委員会委員長から,関係各資料によりこれまでの経緯が説明された。問題解決に向けては,長野県連盟執行部,長野県役員不承認団体,日本連盟担当役員による3者協議の実施が必要と判断しているため,11月下旬から12月上旬に,3者協議会を東京において開催することが提案され,審議のうえ承認した。なお,今年6月には,長野県連盟問題に関し,情況によっては日本連盟役員が長野県に出向いて事情聴取することも検討されていたが,今理事会においてあらためて,3者協議会が東京において開催されることが確認された。

十,その他の議案として,

1)都道府県連盟版会員管理システムの稼働時期
 渡辺雅人事業部長から,2016年4月1日以降実施予定としているため,2016年1月16日開催の第51回日本連盟定例総会で提案するとの説明が行われ,審議のうえ承認した。

2)推手中国講師の3月招請の件
 石原泰彦常務理事・事務局長から招請の主旨説明が行われ,審議のうえ承認した。

3)競技用ユニフォーム制作業者選定の件
 石原泰彦常務理事・事務局長から3社程度を選定しているとの説明が行われ,審議のうえ承認した。

4)一般企業による協賛広告の範囲および強化選手等利用の際の契約書等の件
 渡辺雅人事業部長から,「太極パートナーズ契約書(案)」,「寄附金申込書(案)」,「肖像権利用許諾覚書(案)」等の資料の説明が行われ,検討を進めることを審議のうえ承認した。

5)公益認定等委員会による立入検査実施結果報告
 渡辺敏雄総務部長から,2015年8月11日(火)に実施された,公益認定等委員会による立入検査の概要が報告された。

本日の議事を以上で終了し,2016年度事業計画・予算の審議を行う,第51回定例総会を2016年1月16日(土)に東京・四谷の主婦会館・プラザエフにて,予定通り開催することを確認し,議長が閉会を宣言した。