「東北ジュニア」「九州・沖縄ブロックジュニア」大会で熱戦
選手延べ204人,スタッフ・審判団96人が参加して
【掲載:2015年11月15日】
(公社)日本武術太極拳連盟東北・北海道ブロック主催「第11回東北ジュニア武術太極拳交流大会」が9月20日(日),山形県山形市の山形県体育館で開催された。今年は,山形県武術太極拳連盟が主管を務めた。大会エントリー数は個人競技種目136人,集団競技種目11チーム・68人。審判・スタッフは96人。
未就学児から高校3年生までのジュニア選手が,男女年齢別個人競技31種目と集団競技で,日頃の練習の成果を充分に発揮し,真剣で力いっぱいの演武を見せてくれた。また,今年も北海道からは13人が出場してくれた。会場では選手や指導員をはじめ保護者の方々からの応援に溢れ,ジュニア選手層の薄い山形県スタッフからはレべルの高さに感激の声も上がっていた。
今年の大会で「東北ジュニア武術太極拳交流大会」は,東日本大震災の年を除き2回ずつ開催されたことになる。月日の経つのは早いが,各種の大会での成績が示すように技術向上が明らかに表れている。選手の努力もあるが,それをサポートしている保護者や指導者の努力に尽きるものと思われる。
「特に今年の場合は,5月に発表された隣県でのコンサートの影響のため,山形市周辺での宿泊場所の確保にはかなりの困難を要したこともあり,例年以上に選手をサポートしていただいた関係者各位には御礼申し上げます。2019年の茨城国体公開競技の開始に向け,更なる選手の育成とそれに付随するコーチ育成・審判技術の向上を今後も考えていきたいと思います。」
また,各競技種目入賞者への表彰のほか,出場選手全員に「孔祥東賞」が授与された。
大会成績は以下のとおり。
個人競技部門
長拳A(女子)①石橋結羽(青森),長拳A長器械(槍術)(女子)①森冬姫子(岩手),長拳A短器械(刀術)(女子)①石橋結羽(青森),長拳B(男子)①鎌田慎ノ介(北海道)②泉谷優介(秋田)③奥野駿翔(北海道),(女子)①森冬姫子(岩手)②大塚咲良(福島)③後藤咲稀(北海道),長拳B長器械(棍術)(男子)①奥野駿翔(北海道),長拳B長器械(槍術)(女子)①中村怜菜(岩手),長拳B短器械(剣術)(男子)①鎌田慎ノ介(北海道),(女子)①大塚咲良(福島),初級長拳(男子)①細田花丸(北海道)②樋ノ口大翔(岩手)③萩原和真(岩手)④及川心来(宮城)⑤風祭奏(岩手)⑥牧野太一(北海道),(女子)①古川莉世(岩手)②田北夏葵(北海道)③寺尾映室(北海道)③星七姫子(宮城)⑤石澤双葉(宮城)⑤和野絢(岩手),初級長器械(棍術)(男子)①今野颯太(宮城)②荻原伊吹(岩手)③牧野太一(北海道),(女子)①古川莉世(岩手),初級短器械(剣術・刀術)(男子)①細田花丸(北海道)②及川心来(宮城)③風祭奏(岩手),初級短器械(剣術)(女子)①寺尾映室(北海道)②星七姫子(宮城)③上田萌々香(北海道)③石澤双葉(宮城),ドラゴン長拳(入門長拳)(男子)①及川大夢(宮城)②須田春人(秋田)③岸優翔(山形),(女子)①大槻真瑚(秋田),パンダ長拳2組(入門長拳)(男子)①柴田健太郎(秋田)②宍戸信斗(福島)③和野弦太(岩手),(女子)①赤山伸子(宮城)②佐藤有紗(福島)③久慈渚紗(岩手),パンダ長拳1組(カンフー体操)(男子)①岸夏輝(山形)②飛烏嘉希(福島)③古川湖貴(岩手),(女子)①大泉明穂(山形),ジュニア太極拳1(男子)①泉谷優介(秋田),(女子)①八重樫優希(岩手)②古川紗帆(福島)③鎌田有希奈(岩手),ジュニア太極拳2(男子)①樋ノ口大翔(岩手),(女子)①山田優音(宮城),24式太極拳(男子)①畑知風(北海道),(女子)①山田礼音(宮城),総合太極拳(女子)①関本早織(北海道),32式太極剣(男子)①畑知風(北海道),(女子)①山田礼音(宮城),42式太極剣①三浦希乃佳(岩手)
集団競技部門
①チームカムイイメル拳術(北海道)②チームカムイイメル太極拳(北海道)③小龍 碧(岩手)④小龍 海(岩手)⑤飛天武(秋田)⑥小龍 雷(岩手)
(大泉健一・大会事務局補佐)
「第7回九州・沖縄ブロックジュニア武術太極拳大会」
福岡県北九州市で開催 今大会から国際第三套路を採用
総エントリー数は81
(公社)日本武術太極拳連盟 九州・沖縄ブロック主催の「第7回九州・沖縄ブロックジュニア武術太極拳大会」が9月20日(日),福岡県北九州市の折尾スポーツセンターで開催された。
今年もブロック内すべての県(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の各県)から選手が参加し,参加者52人,エントリー総数は81だった。
今大会からJOCジュニア大会でも採用された国際第三套路も大会種目とし,C組・B組・A組種目ともに熱戦が繰り広げられた。パンダ・ドラゴン・初級種目に新しい選手が増え,地道なジュニア普及活動が進んでいると感じられた。2019年から始まる国体公開競技に向け今後も着実に普及していきたい。
大会成績は以下のとおり。
<ジュニア規定競技部門A・B>国際第三套路・長拳(男子)①三船陸・福岡,南拳(男子)①毛利悠二・福岡,長拳B(女子)①三船ひなた・福岡,(男子)①毛利悠二・福岡②大塚麟太朗・福岡③松下翔平・長崎,長拳B短器械(女子)①小船愛賀・福岡,(男子)①松下翔平・長崎,長拳B長器械(女子)①三船ひなた・福岡,(男子)①松下翔平・長崎,<ジュニア規定競技部門C>初級長拳(女子)①宮中愛海・宮崎②辻野晴・福岡③中尾圭歩・長崎④横通そら・福岡⑤年永結愛・鹿児島,(男子)①古謝泰斗・沖縄②時任彬人・宮崎③辻野太聖・福岡④後藤大到・大分⑤松下尊・長崎,初級短器械(女子)①中尾圭歩・長崎②辻野晴・福岡③北村玲菜・佐賀,(男子)①畑尾栄作・福岡,初級長器械(男子)①松下尊・長崎,<普及強化部門>ジュニア太極拳1(女子)①年永結愛・鹿児島②畑迫沙羅・福岡③今村眞維・熊本,(男子)①年永結誓・鹿児島,入門南拳(男子)①古川皓雅・福岡,<九沖普及強化部門>パンダ長拳(女子)①正門愛子・福岡②稗田歌菜・宮崎③畑迫沙羅・福岡④織田友花・鹿児島⑤西森夢華・熊本,(男子)①東郷源左衛門・福岡②衛本金之助・福岡③古園蒼汰・鹿児島④北村蓮・佐賀⑤近藤悠毅・福岡,ドラゴン長拳(女子)①横通そら・福岡,(男子)①後藤大到・大分②青野凌也・福岡③古川太一・大分,初級長拳2(男子)①園田晃大・宮崎,初級短器械2(男子)①黒部青波・福岡,中学生長拳(女子)①今村眞維・熊本,(男子)①中光虎白・福岡
(九州・沖縄ブロックジュニア普及委員会・三船英委員長)