(公社)日本武術太極拳連盟「第116回理事会」を開催
― 2020年度事業報告・決算報告ほか議案を審議・承認―
6月30日(水)東京・日本連盟トレーニングセンター
東京・日本連盟トレーニングセンターで、6月30日(水)14時15分から15時30分まで公益社団法人日本武術太極拳連盟の第116回理事会が開催されました。
出席者・陪席者の名簿、議事録は次のとおりです。
1 理事総数及び定足数:総理事数26名、定足数13名
2 出席理事数:理事19名
出席者:岡﨑温、川﨑雅雄、辻本三郎丸、宮本知次、西村誠志、近藤重和、孫建明、高山恵靖子、谷川大、潮田強、及川佳織、友崎敦、孔祥東、長江一将、大和久美代子、塚原加代子、大沢藍未、渡部健一、三浦義則
出席監事:堀米秀夫、三代正廣
なお、吉田由美子国体委員会委員長、中村剛ジュニア普及委員会委員長、高山宗久競技委員会委員長、嶋村文男トレーニングセンター管理委員会委員長が陪席した。
3 議 題
報告事項
⑴ 専務理事報告
決議事項
第1号議案 2020年度(令和2年度)事業報告(案)承認の件
第2号議案 2020年度(令和2年度)決算報告(案)承認の件
第3号議案 監査報告承認の件
第4号議案 理事(南関東ブロック理事)推薦の件
第5号議案 第10回定時社員総会の件
第6号議案 太極拳の普及拡充に向けた一次制作案(制作骨子)の件
第7号議案 第76回国民体育大会「三重とこわか国体」の件
第8号議案 2022年度JOCジュニアオリンピックカップ大会及び全日本大会の件
第9号議案 新型コロナウイルス感染拡大防止対策の件
第10号議案 2022年度「第3回武術太極拳ワールドカップ大会」開催の件
4 議事の経過及びその結果
本日の理事会が、理事総数26名のうち19名が出席しており、開催要件の定足数たる過半数13名以上の出席を充足しているので、定款第33条の規定により成立していることを確認し、あらかじめ指名された辻本三郎丸常務理事が議長となり、開会にあたり岡﨑温会長代行が挨拶を述べた。次に、議事録署名人は定款第35条に基づき、岡﨑温会長代行、堀米秀夫監事及び三代正廣監事とし、報告及び議案の審議に入った。
報告事項
以下の報告が行われた。
⑴ 川﨑専務理事から新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下における事業の中止及び今年度前期実施の事業について報告が行われた。
決議事項
第1号議案 2020年度(令和2年度)事業報告(案)承認の件
2020年度(令和2年度)事業報告について川﨑雅雄専務理事から説明し、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で可決した。
第2号議案 2020年度(令和2年度)決算報告(案)承認の件
2020年度(令和2年度)貸借対照表及び正味財産増減計算書及びその附属明細書及び財産目録について渡部健一財務委員会委員長が説明し、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で可決した。
第3号議案 監査報告承認の件
堀米秀夫監事が監査報告を行い、出席理事全員一致で承認された。
第4号議案 理事(南関東ブロック理事)推薦の件
川﨑雅雄専務理事から、南関東ブロック理事1名の辞任に伴い、後任として武田久氏(東京都武術太極拳連盟)が推薦され、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
第5号議案 第10回定時社員総会の件
川﨑雅雄専務理事より、総会自体は開催することとするが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から役員以外の正会員の出席は極力控えていただき、書面による議決権行使を要請する方法で開催する提案がなされ、審議のうえ、出席理事全員一致で可決した。
第6号議案 太極拳の普及拡充に向けた一次制作案(制作骨子)の件
川﨑雅雄専務理事より、新教材制作の中間報告及び今後の進め方についての説明が行われ、孫建明理事から作業状況の説明がされた。それに対し岡﨑温会長代行始め、西村誠志理事、谷川大理事、中村剛ジュニア普及委員会委員長、友崎敦理事、宮本知次理事より様々な意見や質問がなされ、審議のうえ、新教材の制作を継続して進めることについて、出席理事全員一致で可決した。
第7号議案 第76回国民体育大会「三重とこわか国体」の件
長江一将事務局長から現在の進捗状況として、競技日程やコート数の確定、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策も含めて検討し、開催に向けて準備が進められている旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で可決した。
第8号議案 2022年度JOCジュニアオリンピックカップ大会及び全日本大会の件
高山宗久競技委員会委員長より、2022年度(令和4年度)のJOCジュニアオリンピックカップ大会及び全日本選手権大会のエントリーや全日本選手権大会を新ルールで行うこと等の説明が行われた。また、規定競技部門の太極拳種目(24式太極拳・総合太極拳)につき、A組の減点箇所を明確にする参考資料を作成することが報告された。資料作成に関しては及川佳織理事(審判委員会委員長)より補足説明も行われ、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で可決した。
第9号議案 新型コロナウイルス感染拡大防止対策の件
長江一将事務局長から今年度前期は、事業の中止や延期、試験の日程・カリキュラムの変更、日本連盟主管事業におけるPCR検査の実施等の対策を行ったことが報告された。これに倣い後期も政府及び公益財団法人日本スポーツ協会の指針・ガイドラインに従い、コロナ禍の影響を鑑みて感染防止対策に留意し、日程や内容の変更を含めて検討し事業展開を進める旨が説明された。また、川﨑雅雄専務理事から年内まではPCR検査の実施を継続する提案があり、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で可決した。
第10号議案 2022年度「第3回武術太極拳ワールドカップ大会」開催の件
川﨑雅雄専務理事から、2020年11月に開催を予定されていた第3回武術太極拳ワールドカップ大会がコロナ禍のため2年延期し、2022年秋での開催に向けて準備が進められていることや、会場は「国立代々木競技場 第二体育館」を予定していることが報告され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で可決した。
以上をもって議案の審議等を終了したので、15時30分、議長の辻本三郎丸常務理事が閉会を宣言した。