国体公開競技に向け「第1回公認国体コーチ認定試験」8月大阪・東京で

【掲載:2016年7月19日】

日本連盟では,2019年(平成31年)の茨城国体から始まる公開競技「武術太極拳」に向けて,2013年度から国体選手を育成するための国体コーチ講習会を,毎年度,ブロック講習会を含め実施してきた。

今年度前期にあたる8月に,大阪,東京の2会場で「第1回公認国体コーチ認定試験」が実施される。6月30日で申込みを締切った結果,受験者総数は,国体太極拳コーチが109人,国体長拳ジュニアコーチが52人,国体長拳コーチが46人となった。受験資格の条件となっている日本連盟あるいはブロック国体講習会への受講回数2回以上は,この7月までに実施されるブロック講習会も回数に含められる。この7月の講習会に参加しなかったために参加回数が2回に満たない場合は,「国体コーチ認定試験」の受験資格を失うので留意されたい。

日本連盟では,国体太極拳コーチ資格の試験範囲に関連した追加資料を,7月中旬に所属都道府県連盟に送付する。受験申請者には,都道府県連盟から順次送付されることになる。

国体コーチの資格は,国体公開競技種目の「ジュニア太極拳2」,「二十六式太極拳」,「国体推手套路」の指導資格となる「国体太極拳コーチ」,同競技種目の「初級長拳」の指導資格となる「国体長拳ジュニアコーチ」,同競技種目の「長拳国際第一套路(長拳B套路)」の指導資格となる「国体長拳コーチ」の3資格となる。

今年度後期の2~3月には,「第2回公認国体コーチ認定試験」を,大阪,東京の2会場で実施する予定。後期には7ブロックで国体講習会が実施されるが,これも受験資格の条件である回数に数えられる。