【年頭所感】日本連盟名誉会長 二階 俊博、財務大臣 衆議院議員 日本連盟会長 加藤 勝信

国内を武術太極拳で明るく健やかに

謹んで新年のご祝辞を申し上げます。

全国の愛好者の皆さまが、明るく元気に太極拳を楽しみ、心身ともに健やかに過ごされていることを心よりお慶び申し上げます。

2025年度には、7月に中国で「第1回アジアカップ大会」と「第12回アジアジュニア武術選手権大会」が開催され、8月には中国・成都で「第12回ワールドゲームズ」、9月にはブラジルで「第17回世界選手権大会」と、数多くの国際大会が予定されていると聞いております。国内においても、JOCジュニアオリンピックカップ大会や全日本大会、国民スポーツ大会、ねんりんピックなどの大会が実施される予定です。 武術太極拳は、アジア競技大会やユース五輪に加え、今年からはワールドゲームズにおいても正式競技として実施されることが決まっており、国際的な普及発展が着実に進んでいることを喜ばしく思います。中国をはじめ、世界各国との交流を通じて、武術太極拳の更なる広がりを期待しております。

また、日本連盟の活動を通じて、国内でも普及と発展が進み、競技スポーツとして、また生涯スポーツとして、新たなレベルで国民の健康増進と健康寿命の延伸に寄与できることを心より期待しております。

会員の皆さまにおかれましては、本年も武術太極拳への一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆さまの益々のご活躍を心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

 

 

武術太極拳に新たな発展を

令和7年の新春を迎え、心よりお慶び申し上げます。

昨年は、4月にJOCジュニアオリンピックカップ大会、7月に全日本選手権大会を無事に開催することができました。全日本大会には私も伺い、素晴らしい大会の雰囲気に大変感銘を受けました。また、9月の佐賀国スポ、10月のねんりんピックも、おかげさまで無事に成功裏に終了いたしました。

国際大会においても、世界ジュニア選手権大会やアジア選手権大会、ワールドカップ大会といった数多くの大会が盛大に開催され、我が国の選手たちが多くのメダルを獲得するなど、大いに活躍いたしました。特に昨年10月に日本・横浜で開催されたワールドカップは、23年ぶりの日本開催となる国際大会でしたが、関係者の皆様のご尽力により無事に終了し、国内外でお褒めの言葉を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。また、日本チームの皆様が実力を存分に発揮し、金メダル3個、銀メダル8個、銅メダル1個を獲得され、参加国メダル獲得数ランキングでは、中国に次ぐ第2位という素晴らしい成績を収められたことを、大変嬉しく存じますとともに、心より祝福申し上げます。

最後に、本年は乙巳の年であります。これは、これまでの努力が実を結び始める年とされています。本連盟の選手並びに関係者の皆様一人ひとりのご活躍と、武術太極拳のさらなる普及・発展を心よりお祈り申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。