2017年「第67回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞受賞、荒谷友碩選手(太極拳)
受賞おめでとう!荒谷友碩選手(太極拳)
2017年のスポーツ界で活躍した選手、チームを称える「第67回日本スポーツ賞(読売新聞社制定)」の表彰式が、「第2回日本パラスポーツ賞」表彰式と同時に1月22日(月)にパレスホテル東京で行われ、大賞(グランプリ)、特別賞、奨励賞に続き、個人選手25人と団体18チームが、競技団体別最優秀賞を受賞した。
武術太極拳からは、荒谷友碩選手(千葉県武術太極拳連盟)が競技団体別最優秀賞を受賞。
荒谷選手は、半年ほど先に習い始めた兄の影響を受け、7歳から武術太極拳を習い始め、今年で23歳。昨年大学を卒業し、太極拳の普及活動を行いながら、選手を続けている。2017年は全日本選手権において太極拳で1位・太極剣で2位の好成績を収めて日本代表に選出され、3回目の出場となった世界選手権で、念願の金メダルを獲得した。2016年にワールドカップでも太極剣で金メダルを獲得したが、世界選手権では初めてとなる。今回の活躍は、競技の普及も含めて、武術太極拳に多大な貢献となった。
表彰式に出席した荒谷選手は、「この度、日本スポーツ賞競技団体別最優秀選手賞という栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。日頃応援してくださる皆さんのおかげで、このような賞を受賞することができました。ありがとうございます。まだまだ未熟なので、さらに強い選手になれるよう精進します。今後とも応援よろしくお願い致します。」と喜びのコメント。
表彰式には、当連盟から川﨑雅雄専務理事も出席し、荒谷選手の活躍を労った。
また、森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長や鈴木大地・スポーツ庁長官からも激励の言葉を頂戴した。
なお、今回の大賞(グランプリ)は男子100m決勝で、日本人で初めて10秒の壁を破る、9秒98の日本新記録を樹立した桐生祥秀選手が選出された。特別賞には、スキーの髙梨沙羅選手とスケートの小平奈緒選手に、奨励賞は、バドミントンの奥原希望選手に贈られた。「第2回日本パラスポーツ賞」大賞には車いすテニスで昨年の四大大会女子シングルス3冠を達成した上地結衣選手が受賞している。
※「日本スポーツ賞」は読売新聞社の主催により1951年に制定され、毎年1年間において顕著な活動をした個人または団体を表彰する。オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある。