泰山体育器材有限公司訪問
10月22日(月)と23日(火)の2日間、泰山体育器材有限公司のご招待を受け日本武術太極拳連盟として、川﨑専務理事、孫建明国際委員会委員長、近藤事業委員会委員長の3人が中国山東省楽陵市の本社工場を訪問した。
22日の夜には、卞董事長のご自宅に招かれて歓待を受けた後、23日は市内に4か所ある工場の内、先進的な設備を持つ2工場の視察を行った。視察を終えて特に印象的だった点は、第一に環境保護を重視する姿勢だった。様々な用途のマットを製作するための原材料のプラスチックについて汚染物質を含むものは使用しないよう事前の成分分析を実施している姿勢に感銘を受けた。第二点は、マットを形成する際に選手に悪影響を及ぼす恐れのある接着剤は一切使用せず、素材同士を熱で圧着する工法を採用しているなど、健康面への気配りが感じられた。
泰山公司からは、これを機会に日本の連盟との間に4年間のパートナーシップ契約を結びたいとの提案があり、先ずは具体案を受け取った上で検討したいと回答している。