「ねんりんピック富山2018」太極拳交流大会 全国から59チーム(420人)が参加
第31回全国健康福祉祭とやま大会
11月4日(日)に富山市内の「富山市八尾スポーツアリーナ」で、「第31回全国健康福祉祭とやま大会(ねんりんピック富山2018)」太極拳交流大会が開催された。主催は厚生労働省、富山県、一般財団法人長寿社会開発センター、ねんりんピック富山2018実行委員会、富山市、ねんりんピック富山2018富山市実行委員会。共催はスポーツ庁。主管は富山県武術太極拳連盟(金尾雅行会長)。公益社団法人日本武術太極拳連盟の後援。
「夢つなぐ 長寿のかがやき 富山から」をテーマに大会には全国から選ばれた代表59チームが集った。
大会前日の総合開会式では、選手や出演者含め約1万7千人が集まる中、メインアトラクションとして、富山県連盟が太極拳とジュニアカンフーの集団演武を披露し、観客から大きな拍手がおくられた。
総合開会式を終えた全国の代表チームは、大会会場に移動し、富山県連盟スタッフから熱烈な歓迎で迎えられた。その後、富山市八尾コミュニティセンターで監督会議が開かれ、各チームは前日リハーサルを終え、本番に備えた。
大会は、富山県連盟・金尾雅行会長の開会宣言で開始し、大会会長・森雅志富山市市長のご挨拶が代読された。続いて、日本連盟から岡﨑温会長代行が歓迎のことばを述べ、西村誠志総審判長の競技上の注意の後、富山県選手団代表より選手宣誓が行われた。
大会は、昨年より服装規定も改定され、思い思いの表演服で各チームがそれぞれ特徴ある演武をみせ、満場の拍手が送られた。
競技の合間には、アトラクションとして富山県連盟による双扇24式太極拳、自選入門太極拳、ジュニアカンフーの集団演武や、李自力老師、原田将司、内田愛、関屋賢大の各コーチによる特別演武が行われ、会場は大きな歓声に包まれた。また、奥田中学校吹奏楽部ブルーオーシャンズによるマーチング演奏も大会に華を添えた。
屋外のおもてなしコーナーでは、土産品や太極拳グッズの販売の他、ドリンクや豚汁などが無料で振る舞われ、大勢の来場者で賑わいを見せた。
表彰式では、大会副会長の富山市社会福祉協議会・野尻昭一会長から各受賞者に表彰状や楯などが手渡され、受賞者たちは互いの健闘を称え合い笑顔をみせた。
大会最後には参加者全員で「越中おわら」の唄と踊りで交流が行われ、大きな感動の中で大会が締めくくられた。
来年の第32回ねんりんピックは、2018年11月9日~12日の期間に和歌山県で開催される。
上位10チームの大会成績と受賞者は以下のとおり。
<受賞者一覧表>
最高年齢者賞:(男性)加藤又義(83歳、三重県)、(女性)鷲見壽末子(84歳、京都市)高齢者賞:(男性)池田義實(81歳、福岡市)、浅井康二郎(81歳、愛知県)、松枝五郎(81歳、静岡市)、(女性)佐藤トミ(82歳、秋田県)、泉知恵(83歳、横浜市)、福原宏子(84歳、広島市)富山市特別賞:野村孝子(福井県)(環境未来都市認定日の12月22日生まれの方)
<上位入賞チーム>
順位 | 都道府県 政令指定都市 |
チーム名 | 最終得点 |
---|---|---|---|
1 |
富山県A
|
チーム・きらり
|
9.23 |
2 |
岩手県
|
セブンスピリッツ
|
9.08 |
3 |
富山県B
|
チーム・アルモニー
|
9.03 |
4 |
埼玉県
|
チーム凜
|
8.95 |
5 |
奈良県
|
あうん
|
8.95 |
6 |
群馬県
|
富岡シルク
|
8.93 |
7 |
和歌山県
|
シルク・ド・WAKAYAMA
|
8.93 |
8 |
栃木県
|
チーム・ジオ
|
8.91 |
9 |
徳島県
|
意放神髄
|
8.91 |
10 |
大阪府
|
楽々ひよこチーム
|
8.88 |
大会審判員名簿
総 審 判 長:西村誠志 副総審判長:及川佳織
審 判 長:小川篤子
執行審判員:山縣左記子、小山晶子、小谷早苗、友崎敦、吉田由美子
套路審判員:志村恵美子