「茨城国体公開競技『武術太極拳』中国ブロック選抜大会」結果報告
西日本豪雨災害に負けず、強く美しく表演すると力強い声で宣言
12月16日(日)に広島県立総合体育館剣道場(広島市中区)において、「茨城国体公開競技『武術太極拳』中国ブロック選抜大会」が開催された。
開会に先立ち、西日本豪雨災害犠牲者に対する黙とうが捧げられ、開会式の挨拶は、川島通正中国ブロック理事が行い、参加選手を激励した。
強く印象に残ったのは選手宣誓で、豪雨災害の影響から練習が十分にできない中でも、強く美しく表演すると力強い声で宣言した。
審判の配置や採点の方法も2回目となり、全体の進行は、スムーズであった。参加選手は26人と決して多くはなかったが、その分いつも互いに声を掛け合う強い“きずな”が感じられた。
最後の種目の国際第一套路長拳では、ひときわ元気で大きな声が響き渡り、頂点の盛り上がりの中、競技は終了した。
大会成績は以下のとおり。
太極拳推手套路①福元菜保子・山本かおり、ジュニア太極拳(女子)竹内日南子、初級長拳(男子)①鶴田基起②前田琉晟③森耀慧、(女子)①横町真実②大下結寿羽③東谷美紀、26式太極拳(女子)①内野詩織、国際第一套路長拳(男子)①勝部竜海、(女子)①伊藤聡美
(広島県連盟事務局長・大立純正)