「第17回JOCジュニアオリンピックカップ大会」「2009年全日本武術太極競技大会」 開催要綱 4月4.5日 京都市体育館

第17回JOCジュニアオリンピックカップ大会
2009年全日本武術太極拳競技大会

【掲載:2009年01月15日】

2009年4月4・5日 京都市体育館

 「第17回JOCジュニアオリンピックカップ大会」と「2009年全日本武術太極拳競技大会」が4月4日(土)、5日(日)の2日間にわたり、京都府・京都市体育館において実施される。両大会とも日本連盟が主催し、京都府連盟が主管団体として大会運営にあたる。
 「JOCジュニアオリンピックカップ大会」は(財)日本オリンピック委員会(JOC)、文部科学省、(財)日本体育協会、アジア武術連盟、京都府、京都市ほかの後援。「全日本競技大会」は文部科学省、(財)日本体育協会、アジア武術連盟、京都府、京都市ほかの後援。

■ ジュニアカップはA・B・Cの年齢グループ

 「第17回JOCジュニアオリンピックカップ大会」は世界ジュニア選手権大会、アジアジュニア選手権大会の套路競技種目にならい、A組(16歳~18歳)、B組(13歳~15歳)、C組(7歳~12歳)3つの年齢グループ組で20種目、男女計40種目を実施する。
 これに伴い、国際2大会(世界ジュニア、アジアジュニア)の競技種目と一致しない「初級南拳」「少年長拳」は廃止する。
 3つの年齢組も従来の満年齢制を廃し、国際大会に従って指定期間内の出生日でエントリーを受け付けることになった。
 また、「中学生長拳」は全国のジュニア選手層の拡大と技術向上の結果、全国大会で実施する意義が低下したため廃止する。先に廃止した「ドラゴン長拳」、「パンダ長拳」と同様に各ブロック大会や各県のジュニア大会で引き続き実施されたい。

■ 全日本競技大会は自選難度競技に限定

 今年で20回目を迎える「2009年全日本武術太極拳競技大会」は新国際競技ルールに基づく自選難度競技8種目、男女計16種目とし、今年から自選難度競技を主体とした競技大会に変更された。
 自選難度には選手強化委員会の指名を受けた選手のみがエントリーできるため、本大会は文字通り、日本のトップレベルの選手が勢ぞろいする競技会となる。
 ジュニアと全日本競技大会、両大会の共通の確認事項として、昨年と同様、2つの大会に同時にエントリーすることはできない。両大会は2日間の日程で実施する。観覧入場料は無料。

 ジュニア大会の出場申し込み期限は1月30日(金)
 全日本競技大会の申込期限は2月10日(火)

 この期日までに各都道府県連盟が一括して出場申し込み書を処理することになっており、選手個人が直接日本連盟に出場申し込みをすることはできない。

 以上の変更点を踏まえて、2つの大会はこれまで以上に明確に位置付けされた。
 ジュニア選手の発掘・養成をはかる全国レベルの「ジュニア大会」と自選難度套路の種目を日本トップレベルの選手が競い、同時に審判技術の向上をはかる「全日本競技大会」。