第1回世界格闘技大会 8月28日~9月2日 北京で開催
Sportaccord Combat Games 2010 Beijing
8月28日~9月2日 北京で開催 日本代表選手7人が参加
【掲載:2010年07月15日】
国際スポーツ組織の「スポーツアコード」(Sportaccord、元GAISF=国際スポーツ団体総連合)が主催する「第1回世界格闘技大会」(Sportaccord Combat Games 2010 Beijing)が、8月28日~9月2日に中国・北京市で挙行される。世界初のこの大会で、下記の13種目のマーシャルアーツ・格闘技の競技が実施される。
各競技で、各々80人の世界のトップ選手を選抜して参加させ、全体として1000人余りの世界の格闘技のトップアスリートが集う大会となる。
武術は8月28~29日に「国家オリンピックセンター体育館」で、套路競技男女各4種目、計8種目と散打競技男子3階級、女子2階級計5階級が実施される。
●大会競技種目:
①レスリング、②ボクシング、③柔道、④テコンドー、⑤キックボクシング、⑥ムエタイ、⑦サンボ、⑧空手、⑨相撲、⑩柔術、⑪合気道、⑫剣道、⑬武術
●武術競技種目:
套路競技:
男子=①長拳、②南拳・南棍総合、③太極拳・太極剣総合、④刀術・棍術総合
女子=①長拳、②南拳・南刀総合、③太極拳・太極剣総合、④剣術・槍術総合
散打競技:
男子=①56kg、②70kg、③85kg
女子=①52kg、②60kg
●期待される代表7人の活躍:
武術競技は、2009年にカナダで開催された「第10回世界武術選手権大会」の成績に基づいて、套路競技は、上記の実施種目の上位6人の選手に参加資格が与えられる。散打競技は、上位3位(4人)の選手が参加資格を得る。日本は同大会の成績により、套路競技に7人の選手が参加資格を獲得している。
男子=①市来崎大祐(長拳)、②中田光紀(南拳・南棍)、③田村良太(太極拳・太極剣)、④原田将司(刀術・棍術)
女子=⑤山口啓子(長拳)、⑥宮岡愛(太極拳・太極剣)、⑦森本 閑(剣術・槍術)
大会規定により、代表選手の人数は1カ国最多8人までと制限されている。日本の7人の代表選手が、世界初の大会で大いに活躍することが期待される。代表チームは、8月20日に北京入りして、現地で直前強化合宿を行う。
各チームは監督1人だけが帯同することになっており、日本チームは孫建明選手強化委員会ヘッドコーチが監督としてチームを引率する。
審判員はすべて、国際武術連盟(IWUF)が指名し、日本からは、中村剛国際審判員が套路審判員として参加する。石原泰彦理事が大会総審判長を担当する予定。