障がい者の方をはじめ、楽しく「第5回みんなでゆ~楽太極拳」
2019年11月17日(土)大阪市長居障がい者スポーツセンターにおいて、「第5回みんなでゆ~楽太極拳」が開催、参加者450人の太極拳の思いの場となった。
第1部の「みんなで基本功」から始まり、「みんなで簡化24式太極拳」「みんなでカンフー体操」「みんなで陳式太極拳」各ミニ講座は王正老師、劉一丁老師、荒木奈美選手、千里丘武術隊が担当し、分かりやすく説明して頂き、演武もすばらしく、感動しました。
陳式太極拳での体を痛めない“金剛搗碓”の説明は特に心に残りました。
27チームの表演は趣向をこらした演技に釘付けになり、最高年齢89歳から老いも、若きも、障がいをもつ方も、みんなで太極拳を長時間満喫しました。
知的障がいチームは自分らしいのびのびとした自選養生五禽戯。自選座位入門太極拳でゆったりと、心地よい動き。総合太極拳、32式剣にもチャレンジ! かがやき隊はサポータースタッフも含め23人で表演。全日本代表の方も含め、高いレベルの方々ともコラボしました。
「tou」の透き通った曲に乗り、遠い未来に向かって拡がっていく思いの皆さんの姿に息をのみました。
実行委員会には障がい者が入り、意見を出し、みんなで話し合って進め、司会など役割分担も障がい者が受け持ちます。
「第5回みんなでゆ~楽太極拳」に参加された方々、ボランティアさん、陰ながら応援して頂いた方々に心より感謝いたします。ありがとうございました。
この場に来る事が困難な方々もおられます。知的障がい者、入所施設の方々に対しても太極拳を広げています。身体障がい、全盲の方、二次障がいの脳梗塞など、様々な困難があっても体を動かすことを楽しみながら「入門太極拳」を練習しています。私に出来る事は太極拳を楽しんで頂き、元気を保って頂く為、日々活動しています。
「みんなでゆ~楽太極拳」に多くの方々に参加して頂き、障がい者の方々と触れ合うことで、少しづつご理解、ご支援の程宜しくお願い致します。
もし地元で障がいをもつ方が太極拳を学びに来られましたら、温かく受けとめて頂けるよう心から願っています。
(長居健康太極拳ラブ×2 代表:山本富子)