2008年北京オリンピックに太極拳を!!署名・募金締切る!!

署名・募金締切る!! 署名19万以上、募金32,700口突破

【掲載:2002年10月15日】

 日本連盟はこの間、「2008年北京オリンピックに太極拳を!!」という念願実現のための署名活動、募金活動を展開してきた。

 7月19日~21日に東京体育館で開催された第19回全日本武術太極拳選手権大会の会場での呼びかけを皮切りに署名・募金活動を展開、7月末には都道府県連盟および学生連盟宛に、カード形式の「署名嘆願書」と「募金届出書」等を送付した。日本連盟から各都道府県連盟への署名、募金活動の呼びかけ、さらに都道府県連盟から各構成団体への呼びかけが展開された。

 署名活動、および募金活動は9月30日(土)に最終的に締め切られた。最終締め切りの結果、署名嘆願書数は191,699 通、募金届出数は32,782口に達した。募金高は32,771,500円を記録した。募金は、1口1,000円単位で呼びかけが行なわれたが、一部の県で1口に満たない募金届出(500円、200円等)が数件あった。そのために、募金届出数に対して、本来の募金額32,782,000円から若干の差額が生じている。1,000円に満たない募金届についても、ご厚志として届出数に含めた。

 各都道府県別の署名・募金活動実績は、日本連盟機関誌「武術太極拳」11月号(№155)に掲載する。募金者のお名前は11月に発行する同誌増刊号(№156)に掲載し、11月号とともに発送の予定である。

 この署名・募金活動の大きな成果は、各県連盟の役員・会員はじめ全国の武術太極拳愛好者の「2008年北京オリンピックに太極拳を!!」という熱い思いが結晶となって具現化されたものである。署名・募金活動の展開に取り組んでいただいた全国の武術太極拳関係者の熱意が実を結んだものであり、そのご努力は内外から高く評価されている。

 第14回釜山アジア競技大会<武術太極拳競技>が10月10日~13日に釜山市で行なわれ、同地でアジア武術連盟(WFA)の総会が9日、理事会が8日に開催された。同総会、理事会で日本での武術太極拳のオリンピック実施競技化に向けた署名活動、国際武術支援の募金活動の取組み、およびその実績が紹介され、各国・地域から高く評価されている。

 武術太極拳のオリンピック実施競技化とIOCの動向については、「武術太極拳」誌10月号5頁の記事「武術太極拳と北京五輪/IOCの最新の状況」を参照されたい。