中国武術協会 新会長に高小軍氏が就任

【掲載:2009年02月15日】

 

新任の
高小軍中国武術協会会長

 中国武術協会の新会長に高小軍氏が就任した。高氏は1958年設立の中国武術協会の第9代目の会長となった。
 中国武術協会は1月16日、北京で迎春記者懇談会を開催し、前会長の王筱麟氏が「去年は武術界が空前の発展を遂げた年。各種の国際大会と北京オリンピック期間中に開かれた“北京2008武術トーナメント”がいずれも成功をおさめたことは称賛に値する。マスコミの協力に感謝する」と挨拶するとともに、新任の高小軍会長を紹介した。
 中国武術協会会長を辞任した王筱麟氏は今後、国際武術連盟(IWUF)の事務総長、アジア武術連盟(WFA)の副会長として武術太極拳の国際的な発展に力を注ぐ。
中国武術協会は中国国家体育総局(スポーツ省)、民政省、中華全国体育総会、中国オリンピック委員会の指導と監督管理下にある非営利の全国組織で、武術の普及と技術の向上を目的とするスポーツ団体。同協会は審判委員会、教練委員会、武術産業発展委員会、科研委員会、伝統武術委員会、武術学校工作指導委員会、新聞委員会の7つの専門委員会を持つ。