支えあいの心「もう一度募金」で総仕上げを!!

東北地方太平洋沖地震 武術太極拳義援募金

第2次募金締切り7月29日(金)

【掲載:2011年07月15日】

会報6月号で既報の通り,5月16日の武術太極拳義援募金第1次締切りの結果は総額43,986,706円で,全国の武術太極拳愛好者の力を結集し,8都県連盟の被災会員に届けることができた。

第1次募金締切りの目標であった「全国から東北の仲間に,できるだけ迅速に応援を届ける」ことは,全国の愛好者の熱いこころざしで達成された。

7月29日(金)に設定されている「第2次募金締切り」は,5月初旬の段階では集約しきれなかった会員の被災状況にたいして,全国からの応援をあらためて届けるものである。武術太極拳の会員が,全国の武術太極拳連盟のネットワークを通じて,団結の力を示し,「支えあいの心」を伝える総仕上げの活動と
なる。都道府県連盟,所属団体,サークル,教室の会員が再度,力を合わせて頑張ろう。

第1次締切りに間に合わなかったグループや個人の方々の募金を掘り起こそう。7月29日までに,あらためて応援仲間を増やし,協力者を開拓しよう。

第2次募金の行動を今後に生かそう

日本連盟は,7月4日付けで17都道県連盟にたいして「第2次被災調査書」を送付し,「第1次」以降の被災状況調査をあらためて依頼している。「第2次報告」では,「第1次」とは異なった様相で,より広い範囲での被災状況が報告されてくると思われる。これに対応して,わたしたちの応援活動を貫徹するためには,「第1次募金」に匹敵するだけの募金成果が必要である。

発生4カ月を迎える被災地では,復興が進まず,疲弊が積み重なるなかで,今後に向けての不安と新たな困難が拡がっている。この時期に,わたしたちが今できる限りのことをしようではないか。

日本連盟は,すでに第1次募金に率先して参加していただいたグループ,教室,個人の方々にも,可能であれば「再度の協力,再度の募金」=「もう一度募金」をあえて要請するものである。

災害を通して「東北の人々の忍耐心,粘り強さ」が世界から称賛されている。しかし,「東北」は外から称賛され,支えられるだけのものであってはならない。これは日本全体の災害である。今後の自然災害や資源エネルギー問題に備え,未来の展望を切り開くためには,日本人全体が「自他ともに支えあう」ことの体得をすすめるべきと思われる。

わたしたちが武術太極拳の場を通じて,ささやかながらも「支えあい」の精神を発揮し,応援する活動をすすめることは,武術太極拳の体得をすすめることと同じように「楽しみのなかに自他を利す」こと,と言える。

武術太極拳の精神を発揮して,総仕上げの活動に参加しよう!! あらためて「もう一度募金」に取り組もう!!

「第1次募金」および「第2次募金」や「大会イベント時の募金」に参加していただいた方々個人の氏名やグループ名,団体名を,後日,機関誌《武術太極拳》別冊号で,「第1次募金者・団体名簿」・「第2次募金者・団体名簿」および「大会イベント募金者名簿」に掲載します。

なお,「第1次募金」,「第2次募金」,「大会イベント募金」等に重複して募金していただいた方々の個人の氏名や団体名は,それぞれ重複して掲載させていただきます。

 

 

東北地方太平洋沖地震等災害義援第2次募金7/29〆