2010年「全日本武術太極拳競技会」5月1・2日

競技会前後に審判員研修と選手強化合宿

【掲載:2010年02月15日】

 日本連盟は「2010年全日本武術太極拳競技会」を5月1日(土)~2日(日)に東京・江戸川区の日本連盟本部研修センターで開催する。本競技会は従来、JOCジュニアオリンピックカップ大会と同一時期・同一会場で併設開催してきたが、ジュニア大会の参加選手数の増加に伴い、今回から自選難度競技のみの独立した競技会として実施することになった。競技会には選手強化委員会が指名する強化指定選手男女計26人が出場する。
 さらに、競技力向上の成果を挙げるために、競技会直後の5月3~5日の3日間、同センターにおいて競技会に出場した選手を対象に「2010年度春季強化合宿」を行う。
 強化合宿には中国からトップコーチ3人(太極拳、南拳、長拳)とトップ選手4人(太極拳男女各1人、南拳、長拳各1人)と中国国際審判長1人の一行8人を招請する。
 また競技会前日の4月30日(金)には、従来の自選難度競技の審判員に新たな審判員を加えた約40人を対象にして、今後の自選難度競技種目および規定難度競技種目、JOCジュニアオリンピックカップ大会種目などを、新国際ルール(2005年ルール)で実施するための審判員研修を行う。
 2日目の競技会終了後には中国選手による特別演武が行われる。
 会場の観客収容能力の都合上、観客入場数を250人以内に制限するので、事前申し込みによる入場のみとする。
 詳細は開催要綱を参照。

- 開 催 要 綱 -

開催趣旨:

 武術太極拳の競技力向上を目的として、新国際競技ルールに基づく自選難度套路の種目を、日本のトップレベルの選手が競います。大会を通して、選手の競技力向上と若手選手層の発掘・養成を図り、自選難度種目の審判技術の向上を図ります。

1.日時: 2010年5月1日(土)・2日(日)
2.会場: 東京・日本連盟本部研修センター
3.主催: (社)日本武術太極拳連盟
4.主管: 日本連盟選手強化委員会・審判委員会
5.後援(予定): 文部科学省、(財)日本オリンピック委員会(JOC)
(財)日本体育協会、アジア武術連盟、等

6.競技種目:下記の自選難度競技種目を実施する。

1.太極拳
太極拳の自選難度套路 3分以上4分以内
2.太極剣
太極剣の自選難度套路
3.南 拳
南拳の自選難度套路 1分20秒以上2分以内
4.南拳短器械(南刀)
南刀の自選難度套路 1分20秒以上2分以内
5.南拳長器械(南棍)
南棍の自選難度套路 1分20秒以上2分以内
6.長 拳
長拳の自選難度套路 1分20秒以上2分以内
7.長拳短器械(刀術または剣術)
刀術または剣術の自選難度套路 1分20秒以上2分以内
8.長拳長器械(棍術または槍術)
棍術または槍術の自選難度套路 1分20秒以上2分以内

7.出場選手:

強化指定選手で、選手強化委員会の指名を受けた選手のみがエントリーすることができる。

8.エントリ-種目の制限:

第18回ジュニアオリンピックカップ大会に出場する選手は、本大会のどの種目にも出場することはできない。

9.出場申込期限:2010年2月28日(日)

「出場申込書」と出場料を、都道府県連盟を通じて上記期日までに日本連盟(東京)に提出する。
「出場申込書」等は選手強化委員会より、指名された選手に直接手渡される。

10.難度動作申請表提出期限:2010年2月28日(日)

11.選手出場料:1人1種目=1、000円 (団体分担金は不要)

12.服装規定:

国際武術連盟の規定に基づくユニフォ-ムを着用する。ユニフォ-ムの背面に指定されたゼッケンを付けて競技を行う。

13.競技運営・表彰:

5月1日(土)に短器械、長器械種目の競技を行い、2日(日)に徒手種目の競技を行う。各種目の上位3人までを入賞者として表彰する。

14.審判方法:

1)「自選難度部門」は国際武術連盟が定めた「2005年国際武術競技ル-ル」に基づいて行う。

2)競技は、1コートで行う。1人の審判長と9人の執行審判員、3人以上の集計員を設ける。

3)総審判長、副総審判長各1人を設ける。

4)監査委員会と監査委員を設ける。

5)上記の審判員は全て、日本連盟公認審判員が担当する。

15.日程(予定):競技開始・終了時間は、出場人数により後日決定する。

5月1日(土) 9:00~10:00 選手練習
10:15~10:30 開会式
10:30~12:00 競技(自選難度短器械種目)
12:00~14:00 休憩
14:00~15:30 競技(自選難度長器械種目)
5月2日(日) 9:00~11:00 選手練習
12:00~13:30 競技(自選難度徒手種目)
14:00~14:30 中国選手特別演武
(太極拳男女各1、南拳、長拳、計4人)
14:30~15:00 表彰・閉会式

16.入場料金:本大会の観覧入場料は無料とする。

17.観覧入場者の制限:

本大会の開催会場「日本連盟・本部研修センター」の、人員収容能力に基づいて、観覧入場者の上限人数を250人とする。下記に基づいて観覧申込を行い、事前に入場券を入手した人だけが入場することができる。安全管理のため、入場券無しで当日来場した人の入場は受け付けない。

18.入場券の申込期限と入手方法:入場券は、5月1日・2日の通し券

1)都道府県連盟の入場者人数枠と申込み方法:

①下記の6都府県連盟には、各10人以内の入場券申込人数枠を設ける(未成年者を含む人数)。

(1)東京都、(2)埼玉県、(3)千葉県、(4)神奈川県、(5)大阪府、(6)兵庫県
その他の道府県連盟には、各3人以内の入場券申込人数枠を設ける(未成年者を含む人数)。

②都道府県連盟は、第1次申込期限として、3月15日(月)までに、所定の「申込用紙」に申込み者の氏名を記入して日本連盟事務局に提出する。期限を過ぎた申込は受理されない。

③日本連盟は、上記の申込みを期限内に受理した都道県連盟宛てに、3月25日までに受理の可否を通知する。申込み受理の通知を受けた都道府県連盟は、4月9日(金)までに、所定の「申込み最終確認書」を送付する。

④日本連盟事務局は、上記の「申込み最終確認書」に基づいて、4月20日(火)までに、都道府県連盟宛てに、「観覧入場券」を送付する。

2)選手強化委員会の入場者人数枠と申込み方法:

①上記の都道府県枠以外に、東日本選手強化委員会と西日本選手強化委員会に、合計70人の観覧入場券申込み人数枠を設ける(未成年者を含む人数)。この人数枠の対象者は東西の選手強化委員会の管轄下で選手強化を行っている選手・コーチおよび関係者を対象とする。

②この人数枠で入場券を入手することを希望する人は、東西選手強化委員会から所定の「申込用紙」を入手して、3月23日(火)までに、申込み者の氏名を記入して日本連盟事務局宛てに提出する。期限を過ぎた申込みは受理されない。

③日本連盟事務局は、上記の「申込み用紙」による申込み人数と、都道府県連盟枠の申込み人数を確認したうえで、4月20日(火)までに、東西選手強化委員会宛てに、「観覧入場券」を送付する。

以 上
連絡先(出場申込み先): 社団法人日本武術太極拳連盟
〒102-0085 東京都千代田区六番町9 九番館ビル2F
TEL 03(3265)9494  FAX 03(3265)9550

会場:「東京・日本連盟本部研修センター」

所在地:

東京都江戸川区松江1-9-15

交 通:

「東京駅」からJR総武快速線乗車、「新小岩駅」下車(乗車約12分)
またはJR総武中央線に乗車、「新小岩駅」下車。
「新小岩駅」南口で都営バス「葛西駅行き」または「西葛西駅行き」に乗車。
バス停「京葉交差点」(バス停で5つ目)で下車、徒歩2分。
都営新宿線「船堀駅」から都営バス「新小岩駅」行き、または「錦糸町駅」行きに乗車。
バス停「京葉交差点」で下車、徒歩2分。