「第21回JOCジュニアオリンピックカップ大会」830人がエントリー
~4月6・7日の2日間 兵庫県尼崎市・ベイコム総合体育館で~
8月の「アジアジュニア武術選手権大会」の日本代表候補選考会を兼ねて実施
【掲載:2013年02月15日】
公益社団法人日本武術太極拳連盟主催の「第21回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」が4月6日(土)・7日(日)の2日間にわたり尼崎市のベイコム総合体育館で開かれる。公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC),文部科学省,公益財団法人日本体育協会,アジア武術連盟,兵庫県,尼崎市などの後援。兵庫県連盟が主管団体として大会運営にあたる。
今大会はアジア武術連盟(WFA)が今年8月にフィリピン・マニラで開催する「第7回アジアジュニア武術選手権大会」の日本代表候補選手選抜を兼ねて実施する。
前回の「第6回世界ジュニア選手権大会」は2011年8月,中国・上海で開催され,日本は金7個,銀6個,銅6個を獲得し,参加国・地域中で中国に次ぐ第2位の好成績だった。アジアジュニア選手権は2年ごとの
開催。
男子443人,女子387人がエントリー
「第21回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」は国際2大会(世界ジュニア選手権大会,アジアジュニア選手権大会)と連動した大会としてA組(16歳~18歳),B組(13歳~15歳),C組(7歳~12歳)の3つの年齢グループで20種目,男女計40種目の個人競技を実施するもので,このほどエントリーが締め切られた。
今年は男子443人(昨年423人),女子387人(昨年401人)の合計830人(昨年824人)がエントリーした。
A組,B組,C組とも国際大会の規定と合致するように,指定期間内の出生日でエントリーを受け付けた。
また普及套路部門として「ジュニア太極拳1・2」を実施する。
入場料は多くの人が自由に観戦・応援ができるよう無料。大会競技日程は本誌次号,2013年3月号に掲載する。開催要綱は2013年1月号に掲載した。
第21回JOCジュニアオリンピックカップ
エントリー数・入賞者数
種目 | 出場者数 | 入賞者数 | ||||
男子 | 女子 | 男子 | 女子 | |||
部 門 A |
1
|
総合太極拳
|
4 | 15 | 1 | 8 |
2
|
42式太極剣
|
1 | 15 | 1 | 8 | |
3
|
南拳A
|
7 | 3 | 3 | 1 | |
4
|
南刀A
|
6 | 3 | 3 | 1 | |
5
|
南棍
|
6 | 3 | 3 | 1 | |
6
|
長拳A
|
25 | 15 | 12 | 8 | |
7
|
長拳A短器械(剣術)
|
4 | 12 | 12 | 6 | |
長拳A短器械(刀術)
|
18 | 1 | ||||
8
|
長拳A長器械(棍術)
|
16 | 3 | 12 | 6 | |
長拳A長器械(槍術)
|
5 | 10 | ||||
部 門 B |
9
|
24式太極拳
|
6 | 17 | 3 | 8 |
10
|
32式太極剣
|
6 | 13 | 3 | 6 | |
11
|
南拳B
|
11 | 2 | 6 | 1 | |
12
|
南刀B
|
9 | 2 | 3 | 1 | |
13
|
長拳B
|
57 | 41 | 12 | 12 | |
14
|
長拳B短器械(剣術)
|
9 | 32 | 12 | 12 | |
長拳B短器械(刀術)
|
30 | 2 | ||||
15
|
長拳B長器械(棍術)
|
29 | 3 | 12 | 12 | |
長拳B長器械(槍術)
|
7 | 25 | ||||
部 門 C |
16
|
初級長拳
|
97 | 71 | 12 | 12 |
17
|
初級短器械(初級剣術)
|
6 | 26 | 12 | 12 | |
初級短器械(初級刀術)
|
24 | 6 | ||||
18
|
初級長器械(初級棍術)
|
43 | 16 | 12 | 12 | |
初級長器械(初級槍術)
|
0 | 8 | ||||
19
|
ジュニア太極拳2
|
2 | 7 | 1 | 3 | |
20
|
ジュニア太極拳1
|
15 | 36 | 8 | 12 | |
合計
|
443 | 387 | 143 | 142 |
「JOCジュニアオリンピックカップ大会」はJOCが実施する選手強化事業ジュニア対策の一環として,JOC加盟競技団体が開催するジュニア競技大会の質的向上をはかり,大会における優秀な選手を表彰するとともに,将来オリンピック,世界選手権,アジア選手権などの国際大会で活躍が期待できるジュニア選手の発掘・養成をはかるもの。
大会で優秀な成績をおさめた選手(男女各1人)には「JOCジュニアオリンピックカップ」を授与。将来,主要国際大会で活躍が期待できる選手を「オリンピック有望選手」として認定し,研修会や医学的サポートを行う。