「第1回武術套路ワールドカップ大会」(中国・福州市)11月18~20日開催

日本から選手6人,監督コーチ2人を派遣

11月18~20日に中国福建省・福州市で国際武術連盟(IWUF)主催による「第1回武術套路ワールドカップ大会」が開催される。本大会に出場する選手は,昨年度の「第13回世界武術選手権大会」(インドネシア)で入賞した選手に出場権が与えられたもの。該当する日本選手は8人だが,すでに引退を決めた市来崎大祐選手と市来崎直子(旧姓,佐藤)選手を除いた6人を派遣する。

本大会の位置づけは,隔年で開催される世界選手権大会で入賞した選手を対象に,世界選手権開催の翌年に実施するというもの。また,1位~3位のメダリストには副賞で賞金も与えられるという新たな制度を組み入れている。

日本代表選手団は,選手6人と監督コーチ2人の計8人となる(表参照)。選手団は,大会前の11月10~15日に会場都市である福州市で直前合宿を行い,万全の準備をして大会に臨む。選手6人のうち5人は,9月1~5日に開催された「第9回アジア武術選手権大会」の日本代表だった。同大会で結果を残せなかった選手を含め,本大会での健闘を期待したい。



左から大川智矢,小島恵梨香,荒谷友碩(上段),本多彩夏,
毛利亮太,齋藤志保(下段)の各日本代表選手

「第1回武術套路ワールドカップ大会」日本代表選手団名簿

No. 種目 性別 氏名 所属
1 長拳 大川 智矢 東京都武術太極拳連盟
2 本多 彩夏 東京都武術太極拳連盟
3 南拳 毛利 亮太 大阪府武術太極拳連盟
4 小島恵梨香 滋賀県武術太極拳連盟
5 太極拳 荒谷 友碩 千葉県武術太極拳連盟
6 齋藤 志保 岩手県武術太極拳連盟
7 監 督 孫  建明 選手強化委員会ヘッドコーチ
8 コーチ 孔  祥東 同  強化コーチ