「第26回平安神宮奉納太極拳演武」実施報告
令和元年11月2日(土)、爽やかに晴れ上がった秋空のもと、北は遠く宮城県から、南は九州・福岡県からと、全国から集まった太極拳愛好者902人が、京都市岡崎の平安神宮前庭の白砂を踏みしめ、アジア大会北京の音楽に合わせて一斉に24式太極拳を演武奉納した。
多くの観光客も見つめる中、堂々とした表演は実に壮観で感動的であった。
一斉奉納に先立って内拝殿では、抽選で選ばれた12人が厳かに奉納演武を行った。
また、平安神宮奉納演武の待ち時間を利用して、隣接する武道センターにおいて、特別イベントが開催された。心身に響く和太鼓演奏で始まり、京都の若手を中心とした長拳の素晴らしい表演、また全日本大会優勝者を含む伝統拳術の迫力ある表演、そしてプログラム巻頭の漢詩の朗誦や金色、銀色、虹色テープの打上げなどで締めくくる演出で耳目を楽しませた。
来年は武道センターが工事中ですが、平安神宮の白砂青松の神庭での第27回平安神宮奉納演武に多数のご参加をお待ちしています。
令和元年平安神宮奉納演武 日本連盟事務局初リポート!
日本武術太極拳連盟事務局広報として今回初めて平安神宮奉納太極拳演武に取材に行って参りました。和太鼓の演奏や様々な拳術が表演され観客を魅了した特別イベントに始まり、晴天に恵まれた中、日本各地から集まった902人に及ぶ愛好者によって表演された奉納演武。七五三のお参りに来ていた家族連れや、国内外からの観光客の多くが足を留め、その壮大かつ優雅な演武に見入っていました。まだ参加されたことのない太極拳愛好者の方々も、この貴重な奉納演武に来年は応募してみてはいかがでしょうか。