「2022年夏季ユース五輪ダカール大会」で武術太極拳が正式種目に決定
国際オリンピック委員会(以下、IOC)が、1月8日にスイス・ローザンヌで理事会を開催し、「2022年夏季ユース五輪ダカール大会」の新競技として、「武術太極拳」を追加することを決定した。ユース五輪は、IOC主催による14歳から18歳までの青年を対象とした国際総合競技大会で、五輪と同じく夏季・冬季、それぞれ4年ごとに開催される。2010年にシンガポールで開催された第1回夏季大会では、205の国と地域から約3,600人の選手が参加し、26競技201種目が実施された。
武術太極拳の参加が決定した、第4回夏季大会は、セネガルの首都ダカールで開催され、35競技が実施される。
この喜ばしいユース五輪での実施決定は、その先の五輪での武術太極拳正式種目化に繋がる大きな一歩となる。
これもひとえに各加盟団体、そして愛好者の皆さまの多大なるご協力のもと、世界155の国・地域で国際的な普及が進んだ結果と深く感謝申し上げる。今後とも武術太極拳がさらなる発展を遂げるよう一層努力することを誓う次第である。