「新型コロナウイルス」感染拡大防止のための「第39回全日本武術太極拳選手権大会」の縮小開催について(エントリー数追記)

本年に入りましても新型コロナウイルス(オミクロン株)による感染拡大は続いております、このようなコロナ禍を踏まえて日程及び規模を縮小して、4月24日神奈川県藤沢市において「第30回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」はNPO法人神奈川県武術太極拳連盟の多大な協力を得て成功裡に無事終了いたしました。

つきましては、コロナ禍を踏まえて同様に「全日本選手権大会」の安全な開催について、各専門委員会委員で検討を重ねた結果について理事会承認を得て、従来予定しておりました「3日間終日・6コート競技」(出場選手約2千人、役員・審判・スタッフ約350人、観客3日間延べ1万2千人)の大規模競技により施設内の三密(密閉・密集・密接)を回避することが困難なため、今大会に限って全ての大会参加者の安全を第一として「2日間終日・4コート」に規模を縮小して「無観客」にて開催することを決定いたしました。

実施種目については、三密回避・動線の確保の中で4コート2日間の実施が決まり、エントリー数等を加味して各専門委員会で協議を行いました。通常3日間・6コートで開催していた競技を2日間・4コートで行うことは約1/3の種目に絞らなければならないため、国際競技種目である自選難度競技・長拳・南拳、国際伝統武術大会の種目である伝統各式太極拳・総合太極拳・伝統器械・対練、またコロナ禍においても次世代の選手を育成するためにジュニア太極拳3を採用することとしました。

本来、全日本選手権大会の全ての種目を実施することが当然ですが、限られた時間とスペースでの開催となるため苦渋の決断であったことをご理解いただきますようお願いいたします。

このような状況の中で感染予防を心がけられ、今大会に向けて日々努力されてきた選手各位、予選大会等準備してこられました都道府県連盟の関係各位、大会開催を楽しみにお待ちいただいておりました皆さまのお気持ちを考えると断腸の思いです。心よりお詫び申し上げます。

出場料のご返金については、都道府県連盟を通じて手配させていただきます。

また、今大会における感染対策等の一覧表や競技日程、エントリー表については、PDFで掲載しております。日本連盟では参加される全ての皆さまの安心と安全のため、ガイドラインを遵守し、感染拡大防止策を徹底して大会を実施いたします。ご参加いただく皆さまにおかれましては、感染対策等についての内容を守ってご参加くださるようお願いしたく存じます。

2023年度中には、4月に大阪で「第31回JOCジュニアオリンピックカップ大会」、夏に東京で「第40回全日本武術太極拳選手権大会」を通常通りに開催を迎えられることを祈念しております。

日本連盟では、愛好者の皆さまの健康と安心、安全を第一に誠心誠意、各事業活動を進めてまいります。この度の縮小開催につきまして、ご理解いただきますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

以上、謹んでお知らせいたします。

第39回全日本武術太極拳選手権大会 種目別エントリー数

a)自選難度競技部門

<種目> 出場人数(人)
男子 女子
1.自選 太極拳
後日決定

各選手
希望する
1種目のみ出場
2.自選 太極剣
3.自選 南拳
4.自選 南拳短器械
5.自選 南拳長器械
6.自選 長拳
7.自選 長拳短器械
8.自選 長拳長器械

b)規定競技部門

<種目> 男子 女子
9.総合太極拳AB
38
58
10.総合太極拳C
12
26
14.ジュニア太極拳3
4
13
16.長拳O(OVER)14
52
17
17.長拳U(UNDER)13
46
43
22.南拳
19
5

c)自選競技部門

<種目> 男子 女子
27.楊式太極拳
37
58
28.陳式太極拳
36
36
29.呉式太極拳
11
28
30.孫式太極拳
12
32

d)伝統競技部門

<種目> 男子 女子
34.伝統器械
25
27

e)団体競技部門

<種目> チーム数
36.対練
14チーム