「ねんりんピックかながわ2022」太極拳交流大会 全国から56チーム(390人)と1,500人を超える観覧客が参加!
第34回全国健康福祉祭 神奈川・横浜・川崎・相模原大会
11月13日(日)に神奈川県の大和スポーツセンター体育会館で、「第34回全国健康福祉祭 神奈川・横浜・川崎・相模原大会(ねんりんピックかながわ2022)」太極拳交流大会が3年ぶりに開催されました。主催は、厚生労働省、神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市、一般財団法人長寿社会開発センター、大和市、共催はスポーツ庁、主管は神奈川県武術太極拳連盟(古谷良子理事長)、公益社団法人日本武術太極拳連盟が後援しました。
大会前日の総合開会式では、会場の横浜アリーナに全国から選手関係者ら約1万2千人が集まり、式典やアトラクションが華やかに行われ、大会を盛り上げました。
「神奈川に 咲かせ長寿の いい笑顔 ~未病改善でスマイル100歳~」をテーマに、太極拳交流大会には全国から選ばれた代表56チームが集いました。
総合開会式を終えた全国の代表チームは、大会会場に向かい、神奈川県武連スタッフから熱烈な歓迎で迎えられました。その後、体育会館会議室での監督会議を経て、各チームは前日リハーサルを終えて本番に備えました。
大会は、神奈川県武連・古谷良子理事長の開会宣言で開始し、大会会長の大木哲大和市長のご挨拶、続いて日本連盟から加藤勝信会長の歓迎のことばを川﨑雅雄副会長が代読され、西村誠志総審判長の競技上の注意の後、神奈川県選手団代表より選手宣誓が行われました。
当日は感染拡大防止対策として一般観覧者に対しては、入場する際に入口で検温、手指の消毒、目印のリストバンドの着用が求められましたが、1,500人を超える観客が詰めかけ、会場は熱気と楽しい雰囲気に包まれました。
各チームは構成・配置などに工夫をみせ、思い思いの表演服や音楽で、それぞれ特徴ある演武を披露し、観客から選手たちに満場の拍手が送られました。
競技の合間には、孔祥東老師、内田愛さん、市来崎大祐さん、市来崎直子さんによる特別演武が披露されました。そのほか、神奈川県武連による集団演武、日本太極拳友会集団メンバーによる演武も行われ、会場は大きな拍手に包まれました。また、光明学園相模原高等学校和太鼓部や神奈川大和阿波おどりなどのアトラクションも大会に華を添えました。
屋外の販売コーナーなどでは、土産品や太極拳グッ演武終了後はブースで記念撮影(千葉県チーム)孔祥東老師による特別演武 内田愛さんによる特別演武 市来崎大祐さん、市来崎直子さんによる特別演武ズの販売、ドリンクや豚汁のおもてなしのほか、キッチンカーや、グラウンド・ゴルフ、モルック、ケアコーナーなどもあり、大勢の来場者で賑わいを見せていました。
表彰式では、西村誠志総審判長による成績発表の後、各受賞者に表彰状や楯などが手渡され、受賞者たちは互いの健闘を称え合い笑顔をみせました。
最後に、神奈川県武連・古谷良子理事長による閉会宣言で大会の幕が閉じられました。
来年の第35回ねんりんピックは、2023年10月28日~31日の期間に愛媛県で開催されます。
受賞者と成績一覧は次のとおりです(10位まで入賞)。
<受賞者一覧>
最高齢者賞:(男性)上嶋一嘉(87歳、富山県)、(女性)杉本時子(86歳、静岡県)
高齢者賞:(男性)浅井康二郎(85歳、愛知県)、田上久男(84歳、熊本市)、山口忠志(83歳、福岡市)、(女性)野口ヤヱ子(84歳、神奈川県)、井上幸代(84歳、兵庫県)、上山和江(83歳、静岡市)
大会審判員名簿
総 審 判 長:西村誠志 副総審判長:及川佳織
審 判 長:河村南里
執行審判員:小山晶子、平田京子、宮村みほ、山田泰子、吉田由美子
套路審判員:長洲裕子