「ねんりんピック愛顔のえひめ2023」太極拳交流大会 全国から54チーム(392人)と1,000人を超える観覧客が参加!
第35回全国健康福祉祭えひめ大会
10月29日(日)に愛媛県西条市の西条市総合体育館で、「第35回全国健康福祉祭えひめ大会(ねんりんピック愛顔のえひめ2023)」太極拳交流大会が「ねんりんを重ねた愛え 顔がお伊予に咲く」をテーマに開催されました。主催は、厚生労働省、愛媛県、一般財団法人長寿社会開発センター、西条市、ねんりんピック愛顔のえひめ2023実行委員会、ねんりんピック愛顔のえひめ2023西条市実行委員会、共催はスポーツ庁、主管は愛媛県武術太極拳連盟(田坂信一会長)、公益社団法人日本武術太極拳連盟が後援しました。
大会前日の総合開会式では、全国から選手関係者ら約1万7千人が集まりました。三笠宮家の彬子様も御臨席される中、式典やアトラクションが華やかに行われ、大会を盛り上げました。
太極拳交流大会には全国から選ばれた代表54チームが参加しました。総合開会式を終えた全国の代表チームは、大会会場に向かい、愛媛県連盟およびボランティアのスタッフから熱烈な歓迎を受けました。その後、西条市ひうち体育館での監督会議を経て、各チームは前日リハーサルを終えて本番に備えました。
大会は、愛媛県連盟・田坂信一会長の開会宣言で開始し、大会会長の玉井敏久西条市市長のご挨拶、続いて日本連盟から加藤勝信会長の歓迎のことばを川﨑雅雄副会長が代読され、西村誠志総審判長の競技上の注意の後、愛媛県選手団代表2人により選手宣誓が行われました。
当日は、1,000人を超える観客が詰めかけ、会場は熱気あふれる楽しい雰囲気に包まれました。
各チームは構成・配置などに工夫をみせ、思い思いの表演服や音楽で、それぞれ特徴ある演武を披露し、観客から選手たちに満場の拍手が送られました。
競技の合間には、孔祥東老師、安田洋介老師、市来崎大祐先生、市来崎直子先生、原田将司先生による特別演武も披露されました。また、西条市の伝統的なおれん踊り、三芳小学校の児童による三芳祝太鼓のアトラクションも大会に華を添えました。
屋外のおもてなしエリアでは、土産品や太極拳グッズの販売、ドリンクや郷土料理・いもたきのおもてな演武終了後はブースで記念撮影(岡山県チーム)優勝を飾った神戸市「BE KOBE SEVEN」の演武しのほか、キッチンカーや健康づくり教室などもあり、800人を超える大勢の来場者で賑わいを見せていました。
表彰式では、西村誠志総審判長による成績発表の後、各受賞者に表彰状や楯などが手渡され、受賞者たちは互いの健闘を称え合い笑顔をみせました。
最後に、玉井敏久市長からのご挨拶と愛媛県連盟・田坂信一会長よる閉会宣言で大会の幕が閉じられました。大会にご参加いただいた皆さま、愛媛県連盟をはじめ、四国ブロックやボランティアでご参加いただいたスタッフの皆さま誠にありがとうございました。
来年の第36回ねんりんピックは、2024年10月19日~22日の期間に鳥取県で開催されます。
受賞者と成績一覧は次のとおりです(10位まで入賞)。
<受賞者一覧表>
最高齢者賞:(男性)淺井康二郎(86歳、愛知県)、(女性)右寺紀子(85歳、宮崎県)
高齢者賞:(男性)五十嵐力(81歳、東京都)、小山田哲志(81歳、名古屋市)、
芝正一(80歳、大阪府)、(女性)山内利恵(85歳、福岡県)、
中江和子(84歳、京都市)、島田節子(84歳、福岡県)
西条市特別賞:金山桃子
大会審判員名簿
総 審 判 長:西村誠志 副総審判長:竹中保仁
審 判 長:吉田由美子
執行審判員:河村南里、圖子幸子、中条育美、宮村みほ、山田泰子
套路審判員:西谷佳子