「第25回全日本武術太極拳選手権大会」(東京体育館/2008.7.11~13)」開催要綱
第25回全日本武術太極拳選手権大会
開 催 要 綱
実 施 内 容
1.第25回全日本武術太極拳選手権大会の開催
2.「2008年北京 武術トーナメント」(中国・北京)日本代表選手の最終選考
第25回全日本武術太極拳選手権大会の内容
1.日 時:2008年7月11日(金)~ 13日(日)
2.会 場:東京体育館(東京・千駄ヶ谷)
3.主 催:(社)日本武術太極拳連盟
主 管:東京都武術太極拳連盟
4.後 援:文部科学省,(財)日本オリンピック委員会,(財)日本体育協会,東京都,朝日新聞社,(予 定) 日刊スポーツ新聞社,(社)日中友好協会
5.特別協賛:日本航空
6.協 賛:企業各社
7.参加団体要件:下記の要件を満たす団体は,大会参加団体として出場選手,チームを推薦できる。
8.出場選手要件:
(但し,日本国籍を有しない人は,国際大会の日本代表に選ばれない)。
9.実施競技:
競技部門・種目 | 演技時間 | 1コートの 演技人数 |
種目の内容 |
1)規定競技部門
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1.総合太極拳規定套路AB(満30歳以上) | 5分以上6分以内 | 2人 | 競技用総合太極拳の規定套路 |
2.総合太極拳規定套路C(満29歳以下) | 同上 | 同上 | 同上 |
3.24式太極拳A(満60歳以上) | 4分以上6分以内 | 同上 | 24式太極拳の全套路 |
4.24式太極拳B(満40~59歳) | 同上 | 同上 | 同上 |
5.24式太極拳C(満39歳以下) | 同上 | 同上 | 同上 |
6.ジュニア太極拳2(16動作) (満18歳以下) |
3分以内 | 同上 | ジュニア太極拳2(16動作)の全套路 |
7.ジュニア太極拳1(13動作) (中学生以下) |
同上 | 同上 | ジュニア太極拳1(13動作)の全套路 |
8.長拳A規定套路 | 1分20秒以上2分以内 | 1人 | 長拳の国際第二規定套路 |
9.剣術A規定套路 | 同上 | 同上 | 剣術の 〃 |
10.刀術A規定套路 | 同上 | 同上 | 刀術の 〃 |
11.槍術A規定套路 | 同上 | 同上 | 槍術の 〃 |
12.棍術A規定套路 | 同上 | 同上 | 棍術の 〃 |
13.南拳規定套路 | 同上 | 同上 | 競技用南拳の規定套路 |
14.南刀規定套路 | 同上 | 同上 | 競技用南刀の規定套路 |
15.南棍規定套路 | 同上 | 同上 | 競技用南棍の規定套路 |
2)自選競技部門
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16.太極剣・刀 | 2分以上4分以内 | 2人 | 32式,42式太極剣を含む全ての太極剣・刀 |
17.48式・88式太極拳 | 3分以上4分以内 | 同上 | 48式太極拳または88式太極拳から自選する48式の動作と88式の動作を混合した套路は不可 |
18.楊式太極拳 | 同上 | 同上 | 楊式太極拳から自選する |
19.陳式太極拳 | 同上 | 同上 | 陳式太極拳から自選する |
20.呉式太極拳 | 同上 | 同上 | 呉式太極拳から自選する |
21.孫式太極拳 | 同上 | 同上 | 孫式太極拳から自選する |
3)規定難度競技部門
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22.太極拳 | 2分30秒以上4分以内 | 1人 | 日本連盟が編纂した太極拳規定難度套路 |
23.南拳 | 1分以上2分以内 | 同上 | 日本連盟が編纂した南拳規定難度套路 |
24.長拳 | 同上 | 同上 | 日本連盟が編纂した長拳規定難度套路 |
4)自選難度競技部門
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25.自選太極拳 | 3分以上4分以内 | 1人 | 新国際競技ルールに基づく自選難度套路。強化指定選手で選手強化委員会の指名を受けた選手のみが出場。 |
26.自選太極剣 | 同上 | 同上 | |
27.自選南拳 | 1分20秒以上2分以内 | 同上 | |
28.自選南拳器械 | 同上 | 同上 | |
29.自選長拳 | 同上 | 同上 | |
30.自選長拳器械 | 同上 | 同上 | |
5)伝統競技部門
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31.伝統拳術A | 1分以上2分以内 | 1人 | 形意拳,八卦掌,八極拳および同種の拳術 |
32.伝統拳術B | 同上 | 同上 | 翻子拳,劈掛掌,通背拳,戳脚および同種の拳術 |
33.伝統拳術C | 同上 | 同上 | 象形拳(酔拳,地拳,螳螂拳他),伝統少林拳,査拳,華拳,洪拳およびその他の拳術。長拳は不可 |
34.伝統器械 | 同上 | 同上 | 9. ~12. 14. 15. 16. 26. 28. 30. を除く全ての短・長・軟・双器械 |
6)団体競技部門
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35.対練 | 40秒以上2分以内 | 1チーム | 2人または3人で,徒手及び器械で格闘形式の演技 |
36.集団 | 1分以上4分以内 | 同上 | 4人以上10人以内で,徒手及び器械で集団演技 |
37.太極拳推手規定套路 | 4分以上6分以内 | 同上 | 2人1組で,アジア武術連盟制定の「太極拳推手対練套路」の全套路を演技 |
10.出場種目に関する規定:
11.出場人数(チーム数)枠:
「日本学生武術太極拳連盟」(以下,学生連盟という)に加盟している大学の所属会員が,学生連盟を通じて出場申込を行う場合は,上記1)に規定する都道府県選抜と出場人数(チーム数)の制限を受けずに出場することができる。
12.「ジュニア太極拳2(16動作)」と「ジュニア太極拳1(13動作)」の年齢規定と出場制:
「7. ジュニア太極拳1(13動作)」は,「中学生以下」の選手にかぎり出場することができる。なお,「6.ジュニア太極拳2(16動作)」については,年齢規定が「18歳以下」なので,中学生以下の選手も出場できる。
他の太極拳種目に出場する選手はこれらの種目に重複して出場することはできない。
「ジュニア太極拳1・2」については,太極拳種目であるがジュニア層の太極拳競技の普及を図るため都道府県による選抜を経なくても出場できることとし,出場人数の制限も設けない。
13.都道府県選抜種目に関する規定:
選抜された選手の出場申し込み手続きは当該都道府県連盟を通じて行わなければならず,4月1日現在の在住地ではない都道府県連盟やその他の団体が提出した出場申込みは無効となる。
35. 対練,36. 集団および 37. 太極拳推手規定套路は,チームを構成する選手のうち,少なくとも1人が上記に定める在住者であれば,他の選手が非在住者であっても,その1人が在住する都道府県連盟による選抜を経て,同都道府県連盟を通じて出場申込みをすることができる。
出場申込みを完了したチームを構成する選手のうち,1人または複数人が不測の事態により出場できなくなった場合は,別途定める「集団種目の出場選手変更規定」に規定された範囲内で変更することができる。
ただし,出場できなくなった選手が在住者でそれに替えて非在住者を出場させることはできない(出場できなくなった選手が非在住者の場合は,それに替える選手は非在住者でも在住者でもよい)。
14.その他の種目のエントリー:
ジュニア太極拳2(6.),ジュニア太極拳1(7.),長拳A(8.),剣術A(9.),刀術A(10.),槍術A(11.),棍術A(12.),南拳(13.),南刀(14.),南棍(15.),伝統拳術A(31.),伝統拳術B(32.),伝統拳術C(33.),伝統器械(34.)および規定難度競技部門太極拳(22.),同南拳(23.),同長拳(24.)の17種目,男女計34種目は,従来通り日本連盟加盟団体を通じて出場申込みをすることができ,都道府県連盟による選抜を行わない。
15.年齢規定のある種目:
年齢規定のある種目の年齢は,すべて2008年4月1日の満年齢によるものとする。
学籍規定のある種目は,すべて2008年4月2日の学籍によるものとする。
16.シード選手:
規定競技部門,自選競技部門の太極拳種目(1. ~5. 16. ~21.)は,上記13. 1)の規定に加えて,シード選手制度を設ける。団体競技(35. ~37.)にはシード制度を設けない。
エントリー選手数 | 10人以上14人以内 | = | 入賞者2人, |
〃 | 15人以上19人以内 | = | 入賞者3人, |
〃 | 20人以上24人以内 | = | 入賞者4人, |
〃 | 25人以上29人以内 | = | 入賞者5人, |
〃 | 30人以上39人以内 | = | 入賞者6人, |
〃 | 40人以上49人以内 | = | 入賞者7人, |
〃 | 50人以上74人以内 | = | 入賞者8人, |
〃 | 75人以上 | = | 入賞者10人, |
3月21日以前に在住する都道府県連盟に出場手続を依頼する責任はシード選手にあるものとし,この依頼行為を怠ったために出場不能となった場合の責任は選手本人に帰するものとする。
17.「個人出場申込書」とゼッケン番号の統一,出場都道府県連盟の統一:
従来,「太極拳種目」と「太極拳以外の種目」の2種類の「個人出場申込書」があったが,今大会から競技部門と出場申込規定が変更されたことに伴い,「個人出場申込書」は太極拳とそれ以外の種目を区別せず,一種類の申込書に統一する。これに伴い,一人の選手のゼッケン番号は一種類のみに統一し,ゼッケンは一人の選手に一枚だけ発行する。
上記に伴い,一人の選手はたとえ複数の個人競技種目に出場する場合でも,一つの都道府県連盟に限定して出場申込み手続きを行わなければならないこととする。
一人の選手が複数の都道府県連盟から,個人競技種目の出場申込みをした場合は,どちらの出場申込書も受理されない。
18.競技運営に関する規定:
今大会では,すべての競技種目は予選・決勝を行わず,1回の演技で順位を決める。
伝統種目を奨励するために,伝統拳術A(31.),同B(32.),同C(33.),伝統器械(34.)は,競技実施日に3位以下の選手の順位を決定して表彰する。1~2位の選手は,最終日(第3日)にあらためて1,2位決定戦を行って表彰する。ただし,エントリー人数が10人以下の種目はこれを実施せず,従来通り,1日で順位を決定して表彰する。
19.出場申込みに関する規定:
「予備出場申込み」と「最終出場申込み」の各々の期限までに出場申込み手続をしない団体は選手を出場させることができない。
所定の「予備出場申込書(種目・人数)」に,参加団体が出場予定種目および出場予定人数,チーム数(氏名不要)を記入して,上記期限までに(社)日本武術太極拳連盟に必着するよう送付する。
所定の「最終出場申込書」(個人競技用,団体競技用)を参加団体が一括して上記期限までに(社)日本武術太極拳連盟に必着するよう送付する。
※1. | 予備出場申込み期限後,直ちに各種目の出場予定人数に基づいて競技編成作業に入るので,期限を過ぎた申込みや人数の増加,変更等は一切受け付けられない。 |
※2. | 大会第1日と第2日および第3日の各々に,どの種目を実施するかは,予備出場申込みの結果を待って編成し,発表するので,出場選手は自分の出場種目が,どの日に実施されても対応できるように備えられたい。 |
※3. | 各参加団体の「最終出場申込書」の男女別各種目の出場人数の合計は「予備出場申込書」に記載した該当種目の出場予定人数を越えることができない。また「最終出場申込書」の男女別各種目の出場人数の合計が「予備出場申込書」に記載した該当種目の出場予定人数より少ない場合でも,出場料は「予備出場申込書」の出場人数に基づいて納付しなければならない。団体競技部門も同様に取り扱う。 |
20.大会日程:
7月11日(金) |
規定競技部門,自選競技部門,伝統競技部門,団体競技部門 |
12日(土) | 同 上,規定難度競技部門,自選難度競技部門 |
13日(日) | 同 上,閉会式 |
21.審判員研修:7月10日(木) 9:00~20:00
22.コート数:第1日,第2日,第3日とも6コートで実施する
23.服装規定:
6)団体競技部門出場者をのぞく全員がゼッケンを着用する。下記の種目に出場する選手は統一デザインのユニフォームを着用しなければならない。その他の競技部門2)~6)に出場する選手の服装は自由。
1. 総合太極拳AB 2. 総合太極拳C 8. 長拳A規定套路 9. 剣術A規定套路
10. 刀術A規定套路 11. 槍術A規定套路 12. 棍術A規定套路
13. 南拳規定套路 14. 南刀規定套路 15. 棍拳規定套路
24.審判員:すべての審判員は日本連盟公認審判員が担当する。
25.表彰:各部門の入賞者を表彰する。