東日本大震災 義援金を給付された会員からのお礼の便り
【掲載:2011年11月15日】
武術太極拳義援募金
11月4日までに日本連盟に寄せられた多数の「義援金へのお礼」の手紙。誌面の関係で全てを紹介することはできないが,お礼を寄せていただいた方の名前(敬称略・五十音順)と内容の一部を掲載いたします。
この度はありがとうございました。
自宅の修理も思う様には進まず,気長にあせらずにという状況です。
太極拳の練習を再開したいとあせるばかりでまだ心の余裕がなく,皆様の練習姿を思いうかべるだけでしたが,皆様のあたたかいはげましをいただき,太極拳を開始する気持ちを忘れてはならないと新たにいたしました。
本当にありがとうございました。
佐藤陽子(仙台市・転居)
前略 私この度の大震災で南三陸町で被災し,家屋を流された者です。現在は仙台市泉区に住んでおります。先日,南三陸町に太極拳の仲間を通じて,本部からの義援金を頂戴いたしました。本当に有り難く心より感謝申し上げます。会の皆様の熱い想いが胸にしみ入ります。このお見舞いを無駄にしないよう,本日からまた精進したいと思い,決意を
新たにしております。
お世話くださった皆様,本当にありがとうございました。
及川孝子(南三陸町)
拝啓 震災から7カ月が過ぎ,3月11日は小雪まじりの寒い日で,やっとの思いで津波に追われて逃げたことが昨日のことのように思われます。命が助かり,多くの人たちに沢山の支援をいただいて,感謝の気持ちでいっぱいです。また,思いがけず,再度にわたり義援金をいただいて大変ありがたく頂戴いたしました。ありがとうございます。
震災後,太極拳の星野先生夫妻に声をかけていただき,集まった時に,ウォーミングアップに身体を動かした時には,皆,涙,涙で身体を動かしたこと,そしてこれからも健康で「心に希望を 身体に太極拳を」を人生のモットーとして頑張っていきたいと思います。10月から仮設住宅の集会所を借りて練習を始めました。教室の半数の人が家を全壊しており,仮設住宅に住んでいます。皆,前向きで太極拳を楽しみにしています。落ち着いたら多くの人たちに太極拳を広めたいと思っています。
及川美代子(気仙沼市)
この度は義援金をいただきまして,ありがとうございます。海辺の光景はいまだに癒えない姿をさらしておりますが,歴史的な災害の都度,人々がこれまでに何度も何度も立ち上がって現代に至っているこの世の中を考えると,一人一人自分の立場でできることをすることの大切さを実感しております。ありがとうございました。
小野寺節子(気仙沼市)
悪夢の3月11日,どうしよう,明日どうしよう,友達,親戚と葬儀をさ迷い,追われる日々。気がつけば7カ月も過ぎました。もう泣いてばかりおられません。命,心,健康が財産としっかり前を向き,負けないぞ!復興を見届けるまではと決め,陸前高田市の避難先で練習を始めました。10月9日の鹿折地区の復興祈念祭,小学校の体育館の舞台での演武,全国の愛好者の皆さんからの支援服で会場いっぱいの拍手をいただきました。本当にありがとうございました。
吉田久子(気仙沼市)
お礼を寄せて下さった方:
五十嵐寿生,及川篁四郎,小野寺幸子,梶原くら子,亀谷一子,加藤清子,菊田敬子,木戸浦順子,國賀惠久子,小松豊子,小山まつ子,熊谷ケイ子,熊谷武子,熊谷秀子,小山芳之,西城良子,斉藤静子,斉藤登美子,櫻井眞佐恵,髙橋良子,丹野かよ,千葉まさ子,中鉢玲子,鳰川祥子,畠山香代子,畠山きゑ子,細野徳子,宮川幸子,村上かつ子,村上幸子,渡部徳子
日本武術太極拳連盟,また全国の太極拳愛好者の皆さま,この度は心のこもった義援金をいただき,ありがとうございます。3月11日の震災後,太極拳の仲間や多くの方々から温かく言葉をかけていただき勇気づけられました。あの惨状を目の当たりにした時は,身体の力が抜けていくような時が止まったような,そんな思いさえしたものです。少しずつ復興してきてはいますが,まだまだ大変です。
続けていくことが,私にできること,太極拳を支えに太極拳と共に生きていこうと思います。
吉井正樹(銚子市)
お礼を寄せて下さった方:
網中眞子,安藤美恵,石橋加津子,石橋雅義,伊藤彰爾,伊藤政子,江畑キヨ子,大石幸子,大川進,岡美佳子,金野和代,加納芳子,国本美栄子,栗原かね子,小松富子,榊原元子,坂本栗花子,佐瀬なつ江,鈴木幸子,鈴木久子,鈴木博子,髙橋加津江,田中比佐代,土屋ひで子,名雪順子,野口勝子,花ヶ崎昌子,花田佳岐,平井喜彦,安木美江,吉井美智子(以上無拳無意求千葉会の皆様)