「2011年度冬季ジュニア強化合宿」選手32人とコーチ10人参加 12月24～27日

東京・本部研修センターで

【掲載：2012年01月15日】

日本連盟は昨年末，12月24～27日の４日間にわたり，東京・本部研修センターで2011年度冬季ジュニア強化合宿を実施した。独立行政法人日本スポーツ振興センター基金事業として行われたもの。

合宿は「新国際ルール」に対応する高度な技術を習得するための前段階として，基礎的な体力・体質向上のための基礎訓練と武術動作の習熟を目的として行われ，３つの年齢区分（Ａ・Ｂ・Ｃ）の男女ジュニア強化合宿参加対象選手32人が参加した。

日本連盟選手強化委員会から谷川大委員長，前東篤子副委員長，孫建明強化ヘッドコーチをはじめ，李自力，孔祥東，丹井均，平井祐二，勝部典子，神庭裕里，中村剛の各強化コーチ・スタッフが指導にあたり，基礎訓練と武術動作の習熟などを中心に訓練した。跳躍動作や歩型動作などの訓練を重点的に行った。

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「ジュニア合宿では，選手の将来の成長のため，毎回あえて基礎基本の見直しを行っています。今回は武術の最も基本となる訓練と同時に，来年以降の国際ジュニアの流れを考えた練習も導入しました」（谷川大委員長）。

今年のジュニアの国内大会は４月７・８日に名古屋市・愛知県武道館で開催予定の「第20回ＪＯＣジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」と，国際大会は「第４回世界ジュニア武術選手権大会」が９月，中国・マカオで開催されることになっている。現在，ジュニアオリンピックカップ大会などの全国大会はすべて国際大会の競技種目・年齢区分に対応して行われている。Ａ＝18歳～16歳，Ｂ＝15歳～13歳，Ｃ＝12歳～７歳。

2011年度冬季ジュニア強化合宿の模様

■ 2011年冬季ジュニア強化合宿 参加者名簿