「公益社団法人日本武術太極拳連盟」移行認定申請が承認4月1日から新発足
【掲載:2012年04月16日】
日本連盟が準備と手続きを進めてきた「公益社団法人」への移行認定は,3月21日に内閣府大臣官房公益法人行政担当室より野田佳彦総理大臣が日本連盟にあてた認定書が交付され,移行認定が承認された。
日本連盟は4月1日,東京法務局に「特例社団法人の名称変更による公益社団法人設立登記申請書」を提出,登記手続きを行った。
これにより,新年度の初頭より「公益社団法人日本武術太極拳連盟」として新たなスタートを切った。
日本連盟は1987年4月に結成され,ことし25周年を迎える。その後,1988年12月に文部省(当時)所管の「社団法人」となった。
「公益社団法人」への道のり
2008年12月1日から「公益法人制度改革関連三法」が施行され,現行の公益法人は来年11月30日までの5年間の移行期間内に「一般社団法人」か「公益社団法人」のいずれかに移行しなければならない,とされてきた。
日本連盟は理事会,総会の席上,移行について十分協議を行った。特に,日本連盟の活動の目的として,あくまでも公共性を持って,ひろく武術太極拳の普及と向上につとめる方向で,今後も努力していくべきだとの意見で一致した。2011年1月15日に開かれた第73回理事会・第44回通常総会の決議に基づいて「公益社団法人」への移行申請をすることにした。
移行にともなう定款ならびに諸規定などを整備のうえ,昨年11月11日に内閣府大臣官房公益法人行政担当室に移行認定申請を提出,受理され,このほど認定にいたった。