「第4回世界ジュニア武術選手権大会」の金メダリスト・中井上総介、山本千尋の両選手と指導者2人に「文部科学大臣表彰」授与
【掲載:2013年9月17日】
文部科学省では今年度も,国際競技大会において優秀な成績を収めたスポーツ選手・指導者を表彰することとなり,8月27日,東京都港区のANAインターコンチネンタルホテル東京で表彰式が行われた。
ジュニアの世界チャンピオン(世界選手権第1位)とその指導者を対象にした賞として,武術太極拳では第4回世界ジュニア選手権大会(中国マカオ/2012年9月)の男子棍術で第1位を獲得した中井上総介選手(大阪府連盟)と女子槍術で第1位の山本千尋選手(兵庫県連盟)とそれぞれの指導者である中井薫氏(大阪中国武術協会薫組)と竹中保仁氏(NPO法人神戸太極拳協会)の合計4人が受賞,表彰式には竹中氏を除く3人が出席した。
ジュニア受賞者を代表してバドミントンの桃田賢斗選手が下村博文文部科学大臣から表彰状を受け取った。式には来賓として,竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長をはじめ日本陸上競技連盟,日本水泳連盟など各競技団体の代表が臨席した。
昨年に続いて2回目の受賞を果たした中井選手(高校3年)は「将来の夢はシニアの世界選手権大会で1位を獲ること」と話す。一方,山本選手(高校2年)は「夢はアクション女優です」と話した。
各競技の世界選手権大会,ユニバーシアードなど今回の国際競技大会優秀者表彰受賞者はジュニア部門も含めて161人。このほかスポーツ功労者,スポーツ功労団体などが受賞した。