「第63回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞受賞 長拳の大川智矢選手
受賞おめでとう!長拳の大川智矢選手
【掲載:2014年02月15日】
昨年のスポーツ界で最も活躍した選手,チームを表彰する「第63回日本スポーツ賞(読売新聞社制定)」の表彰式が1月17日,ホテルオークラ東京で行われ,大賞(グランプリ),奨励賞に続いて,個人22人と団体21チームが競技団体別最優秀賞を受賞した。
武術太極拳では大川智矢選手(NPO法人東京都武術太極拳連盟)が競技団体別最優秀賞を受賞した。大川選手は日本代表として出場した第12回世界武術選手権大会(マレーシア・クアラルンプール2013年10月)の剣術で見事,金メダル,槍術で銀メダルを獲得した。国際大会初出場にもかかわらず堂々とした演武で金銀メダルを獲得したことで,今後の活躍がさらに期待できるトップ選手である。北海道出身,現在中央大学3年生。
表彰式に出席した大川選手は「栄誉ある賞に推薦いただいて,本日表彰を受けることができて大変うれしく思います。自分の成績に対してようやく実感がわいてきました。これをスタートにさらに精進していきます。また,日本を代表する,テレビでよく見る他の競技の選手たちと同じ舞台で表彰されることで,自分もこれからの日本のスポーツを担っていこうという気持ちになりました。これからも精進いたしますのでよろしくお願いいたします」と喜びの報告をしてくれた。
なお,今回の大賞は2013年世界体操選手権大会個人総合で史上初の4連覇を達成した内村航平選手が受賞した。奨励賞には競泳の瀬戸大也選手,特別功労賞には2020東京オリンピック招致に成功した(公財)日本オリンピック委員会が選ばれた。
※日本スポーツ賞は読売新聞社の主催により1951年に制定され,1年において顕著な活動をした個人または団体を表彰する。オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある。