「2015年第65回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞受賞,貴田菜ノ花選手(長拳)
受賞おめでとう!貴田菜ノ花選手(長拳)
2015年のスポーツ界で活躍した選手,チームを称える『第65回日本スポーツ賞(読売新聞社制定)』の表彰式が1月18日(月),ホテルニューオータニで行われ,大賞(グランプリ),特別賞,奨励賞に続き,個人選手23人と団体18チームが,競技団体別最優秀賞を受賞した。
武術太極拳ではジュニアの貴田菜ノ花選手(兵庫県武術太極拳連盟)が競技団体別最優秀賞を受賞。
貴田選手は,JOCジュニア大会(2015年4月)で出場全種目(長拳B・短器械・長器械)を優勝で飾り,日本代表として出場した第8回アジアジュニア武術選手権大会(中国・内モンゴル自治区/2015年8月)の長拳と槍術で金メダル,剣術で銀メダルに輝いた。カンフー映画が好きな両親の影響で小学2年生から武術を習い始め,現在高校1年生。今後の活躍を期待させるとともに,世界を目指すジュニア選手たちにも大きな刺激を与える存在となっている。
表彰式に出席した貴田選手は,「この度は,栄誉ある賞を受賞し大変光栄です。熱心なご指導で公私ともに支えてくださるコーチ,いつも一番のファンとして見守ってくれる家族,そして周りの方々の支え,関係者の皆様のおかげで感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
1人でも多くの人に,武術太極拳の魅力を知ってもらえる機会が出来て嬉しいです。国際第三套路でも,世界で活躍出来る選手になれるよう頑張りますので,これからも応援よろしくおねがいします。」と喜びのコメントをしてくれた。
なお今回の大賞(グランプリ)はレスリングの世界選手権で五輪3連覇と合わせ13度目の世界一となった伊調馨選手に贈られた。特別賞には体操の世界選手権男子日本代表チームと,ラグビーワールドカップ日本代表に,奨励賞は水泳の渡部香生子選手に贈られた。
※「日本スポーツ賞」は読売新聞社の主催により1951年に制定され,毎年1年間において顕著な活動をした個人または団体を表彰する。オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある。