日本武術太極拳連盟代表団活動報告
(公社)日本武術太極拳連盟 専務理事 川﨑雅雄
5月21日(月)中国・北京市にて、岡﨑副会長を団長とする日本武術太極拳連盟代表団は、中国武術協会を表敬して、張秋平主席(国際武術連盟秘書長)と会見を行い、馮宏芳副秘書長、富博外事部副主任も会見に同席した。
会見は、張主席の歓迎のあいさつで始まり、友好的でなごやかな雰囲気の中で有意義に行われた。
日本連盟は、武術太極拳のオリンピック種目化を目指して国際交流事業に積極的に貢献していく取り組みとして、(1)本年7月「第35回全日本武術太極拳選手権大会」において、日中平和友好条約締結40周年記念事業として《中国武術代表団(馮宏芳団長)》を招いて特別演武を実施する。
(2)2020年秋期に「第3回武術套路ワールドカップ大会」(主催:国際武術連盟)を日本・東京での開催を計画していることを伝えて、中国武術協会と協力して日本での実施開催を目指す。
(3)2020年秋期に「第3回武術套路ワールドカップ大会」と併せて(公社)日本武術太極拳連盟と中国武術協会が協力共同して開催を予定する「日中太極拳交流大会」の日本・東京での実施開催方法について、来年3月~4月頃に中国・北京市の中国武術協会において日本連盟代表団と具体的な協議を行って取り決める。
(4)国際大会の日本開催とあわせて、日本国内の競技大会を新ルールで行うために、国際武術連盟の指定企業「佛山市擎天科技有限公司」(英語表記会社名:JUSTTOOL社)を訪問して、新ルール用競技審判機材を直接に確認して機材の操作研修及び機材購入を行う等を合意し確認した。
日本代表団は、中国武術協会での会見を終えた後、同日午後に中国航空国内線にて広州空港に向かい広東省佛山市へと移動した。
22日(火)午前に佛山市擎天科技有限公司(JUSTTOOL社)を訪れて、余海生総経理と会見して、新ルール競技審判機材の操作研修、機材購入について協力をお願いした。
余海生総経理は、日本代表団を友好的に迎えられ歓迎していただくとともに、新ルール機材の操作研修の場を設けていただいた。
日本代表団の新ルール機材の操作研修は、会議室に機材を設置して、陳建荣工程師、田勇広州体育職業技術学院訓練競技処副所長(国際審判)を始めとする中国技術者がついて、22日(火)~23日(水)の両日にわたり詳細に研修が行われた。
23日(水)の午後には、新ルール機材の購入契約を取り交わして順調に円満に佛山市での活動を終えた。
この度日本代表団の為に熱心に技術研修に協力いただいた余海生総経理並びに佛山市擎天科技有限公司の技術者の皆様に対して深く感謝いたします。24日(木)に日本代表団は大きな成果を挙げて帰国した。
来年4月京都市で開催する「第27回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」より、新ルール機材を用いて、新ルールでの競技がスタートします。
この新しいスタートを、協力して成功させましょう。
公益社団法人 日本武術太極拳連盟 代表団名簿
名 前 | 役 職 | |
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団 長 | 岡﨑 温 | (公社)日本武術太極拳連盟副会長 |
秘書長 | 川﨑 雅雄 | (公社)日本武術太極拳連盟専務理事 |
団 員 | 森田 省吾 | (公社)日本武術太極拳連盟理事 |
団 員 | 近藤 重和 | 事業委員会 委員長 |
団 員 | 谷川 大 | 選手強化委員会 委員長 |
団 員 | 前東 篤子 | 国体委員会 委員長 |
団 員 | 及川 佳織 | 審判委員会 委員長 |
団 員 | 竹中 保仁 | 同 副委員長 |
団 員 | 岩田 崇江 | 同 副委員長 |
団 員 | 吉田由美子 | 同 副委員長 |
団 員 | 孔 祥東 | 通訳/ジュニアヘッドコーチ |