西日本豪雨災害義援募金のお礼

2018年7月に発生した西日本豪雨災害(平成30年7月豪雨)で被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。先月号でお伝えしたとおり、11月21日付で被害状況に応じて、全国からお寄せいただいた「拳友の絆」を岡山県連盟、広島県連盟、山口県連盟に届けました。ご協力いただきありがとうございました。

各連盟よりお礼の言葉が寄せられましたので、ここに掲載いたします。

西日本豪雨災害義援金のお礼

その日は二〇一八年七月六日、鮮明に脳裏に焼き付いて離れないこととなりました。第三五回全日本武術太極拳選手権大会が東京都武蔵野の森スポーツプラザにおいて、まさに開催中のことでした。

六日から七日にかけて西日本地域全体が豪雨となり、岡山県倉敷市真備町とその周辺の町を集中的に襲い、甚大な被害をもたらしました。

出場選手たちも日程的には開催日当日に東京会場へ入れば十分大丈夫と思っていたのが、まったく交通アクセスが動かず、やむなく欠場となった選手や、事前に到着していても、豪雨被害をまともに受け、家屋全壊の報に接し、競技どころではなくなった選手もいました。

しかし罹災から六カ月たち、いまだに避難生活を余儀なくされている会員もおりますが、それぞれがようやく立ち直りつつあります。

このような時に、公益社団法人日本武術太極拳連盟をはじめ、全国の拳友の皆さまから罹災した会員たちが一日でも早く立ち直り、元の生活に戻れるようにと多くの義援金を集めていただき、昨年一一月二一日付で日本連盟からお振り込みいただきました。

岡山県連盟としても家屋全壊二八戸、半壊三戸、床上浸水四戸など罹災した三五人に対し、昨年一二月から配分を開始したところです。

全国の太極拳愛好者会員の皆様、本当に心温まるお気持ちに感謝申し上げます。ご支援いただいた全国の方々の思いを胸に、罹災した会員たちが一日も早く元の生活に戻れるよう頑張ってくれるものと思います。

岡山県連盟に対する(公社)日本連盟並びに全国の加盟団体とその会員の皆様の今回のお心遣い誠にありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。

岡山県武術太極拳連盟
会 長 内田 輝和

 

拝啓 

新春の候 皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、この度の西日本豪雨災害に際しまして、日本連盟におかれましては被災当初から並々ならぬご尽力をいただきました。また、日本連盟加盟各団体の皆様から物心両面にわたり多大なご支援を賜り、更に多額の義援金を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

日本連盟から被災状況に応じて配分されました義援金は、早急に各団体を通じて被災された会員にお届け致しました。

未曾有の大雨で、多くの会員が何らかの形で罹災いたしました。
六カ月が経過しましたが、復旧にはかなりの時間と労力を要するものと思われます。一日も早く安心・安全な生活が戻ることを祈っている次第です。

今回の皆様の心温まるお心遣いを頂き、大きな励みになっており喜びの声となって返ってきています。誠にありがとうございました。

謹んでお礼申し上げます。

本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

敬具

平成三十一年一月五日

広島県武術太極拳連盟 理事長
 三保 千鶴子

 

拝啓

寒冷の候、時下ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、この度、西日本豪雨災害につきまして、山口県一件の被災者へ貴重なる義援金を頂きまして誠に有難うございました。

被災者本人に先般、義援金を渡しましたところ、大変喜んでおり、感謝の言葉を頂きました。重ねて御礼を申し上げます。

敬具

二〇一八年十二月吉日

山口県武術太極拳連盟