2018年「第68回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞 2年連続受賞、荒谷友碩選手(太極拳)
おめでとう!荒谷友碩選手(太極拳)
2018年のスポーツ界で活躍した選手、チームを称える「第68回日本スポーツ賞」・「第3回日本パラスポーツ賞」(読売新聞社制定)の表彰式が、1月11日(金)に東京・恵比寿のウェスティンホテル東京で行われ、大賞、オリンピック特別賞、特別賞、奨励賞に続き、個人選手24人と団体22チームが、競技団体別最優秀賞を受賞した。
武術太極拳からは、荒谷友碩選手(千葉県連盟・千葉出身)が競技団体別最優秀賞を2年連続で受賞。 荒谷選手は、兄の影響で小学1年生から武術太極拳を習い始め、今年で24歳。発祥地である中国のことをより知ろうと、麗澤大学で中国語を専攻し、卒業後も同大学で武術太極拳部のコーチも務めながら太極拳の普及活動を行い、選手を続けている。2018年8月に行われたアジア競技大会では男子太極拳・太極剣総合の種目で日本選手初めてとなる銀メダルを獲得し、競技の普及も含めて、武術太極拳に多大な貢献を果たす活躍をみせた。
表彰式に出席した荒谷選手は、「おかげさまで2年連続で日本スポーツ賞の競技団体別最優秀賞を受賞することができました。大変光栄に思います。いつも指導してくださる先生方やいつも応援、サポートしてくださる皆さまありがとうございます。これを励みに一層努力してまいりますので、どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。」と喜びのコメント。
表彰式には、当連盟から孔祥東選手強化コーチも出席し、荒谷選手の活躍を労った。
また、森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長からも激励の言葉を頂戴した。
なお、今回の大賞は平昌五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪2連覇を飾った羽生結弦選手が選出された。その他、オリンピック特別賞は平昌五輪スピードスケート女子日本代表(スケート)に、特別賞は水泳の池江璃花子選手に、奨励賞はテニスの大坂なおみ選手に贈られた。「第3回日本パラスポーツ賞」大賞は、平昌パラリンピックのアルペンスキーで金1を含む計5個のメダルを獲得した村岡桃佳選手が受賞している。
※「日本スポーツ賞」は読売新聞社の主催により1951年に制定され、毎年1年間において顕著な活動をした個人または団体を表彰する。オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある。