都道府県連盟活動紹介 ~三重県連盟編~
日本武術太極拳連盟に所属する各都道府県連盟の活動や武術太極拳への想いなどをご紹介します
三重県では、2021年に三重とこわか国体を迎えます。三重県武術太極拳連盟(舟橋裕幸会長)に所属する10団体が一丸となって、その準備を進めています。
フェスティバルや、大会、イベント等で、武術太極拳をアピールするべく各地に出向いて普及に努めています。また、全国から選手を迎えるべく、スタッフの育成にも力を入れています。
所属団体紹介「三重太極拳武術交心会」
三重県連盟所属団体から、全国でも珍しい「シニア長拳教室」を運営している三重太極拳武術交心会を紹介します。
会は、1991年発足(三重県連盟発足と同時に設立し、県連の発足に携わり、現在会長は県連の理事長を務めている)、正会員数は、現在200人ほど、津市に本部を置き、三重県内(桑名・四日市・鈴鹿・伊賀名張・多気・志摩)に支部を置いています。
太極拳の普及活動を通して、会員および地域住民の健康増進、体育振興を図り、相互親睦を深める目的を持つと会則に定めています。そのため、特に会では、指導員の育成に力を入れております。
現在、多くの指導員が、毎日のように各地で指導、教室運営を行っています。
長拳は、シニア中心に毎月2回特別講師の中村剛先生にご協力いただきながら、教室講習会等をやっています。
教室は、所属団体の隔たりなく誰もが参加できる教室として運営。三重県各地から参加があり、2008年に開講してから、たくさんの長拳の級取得者・指導員資格取得者を輩出しています。
シニア長拳の活動として、全国大会に団体として出場したり、2014年には孔祥東老師の来日10周年記念事業「祥雲秀」の舞台参加もさせていただきました。
シニアが、きびきびと動くカンフーの動作は、観客に感動を与え、武術の紹介や普及にと、とても効果があります。
これらのことは、シニアとしての長拳のますますの意欲となり、みんなより若くなって頑張っております。また団体間の交流の場ともなっています。
(三重県連盟事務局)
本誌より: 武術太極拳にまつわるエピソード等の寄稿を募集しています。宛先は日本連盟事務局会報係まで。※掲載に際しては事前にご連絡致します。