2019年「第69回日本スポーツ賞」競技団体別最優秀賞 受賞、齋藤志保選手(太極拳)

おめでとう!齋藤志保選手(太極拳)

「第69回日本スポーツ賞」表彰式でトロフィーを手にする齋藤志保選手

「第69回日本スポーツ賞」表彰式でトロフィーを手にする齋藤志保選手

2019年のスポーツ界で活躍した選手、チームを称える「第69回日本スポーツ賞」・「第4回日本パラスポーツ賞」(読売新聞社制定)の表彰式が、1月17日(金)に東京・丸の内のパレスホテル東京で行われ、大賞(グランプリ)、特別賞、奨励賞に続き、個人選手30人と団体15チームが、競技団体別最優秀賞を受賞した。

武術太極拳からは、齋藤志保選手(岩手県連盟・岩手出身)が競技団体別最優秀賞を受賞。

齋藤選手は4歳で武術太極拳を始め、今年で25歳。大学進学の際に活動の拠点を地元岩手から東京に移し、太極拳インストラクターの仕事をしながら競技を続けている。2019年の全日本選手権大会では、太極拳4連覇、太極剣5連覇の好成績を収め、「第15回世界武術選手権大会」においては、女子太極拳銀メダルを獲得し、世界を目指す日本選手たちに非常に大きな刺激となった。今年東京で開催される第3回武術太極拳W杯でも、自国開催での国際大会のメダル獲得に大きな期待が寄せられる。

表彰式に出席した齋藤選手は、「この度、日本スポーツ賞競技団体別最優秀選手賞をいただき、大変光栄に思います。このような栄誉ある賞を受賞できたのは、皆さまの応援とご協力があったからこそと、ひとえに感謝申し上げます。今年は11月に東京ワールドカップが開催されます。よい結果を残せるよう、この受賞を励みに、より一層精進して参ります。今後ともどうぞ応援よろしくお願い申し上げます。」と喜びのコメント。

表彰式には、当連盟から孔祥東選手強化委員会委員長も出席し、齋藤選手の活躍を労った。また、鈴木大地・スポーツ庁長官からも激励の言葉を頂戴した。

なお、大賞に輝いたのは日本で初めて開催されたワールドカップで史上初のベスト8進出を果たしたラグビーW杯日本代表チーム。その他、特別賞は陸上の鈴木雄介選手とバドミントンの桃田賢斗選手に、奨励賞はゴルフの渋野日向子選手に贈られた。「第4回日本パラスポーツ賞」大賞は、昨年の世界パラ陸上競技選手権大会で2種目金メダルを獲得した陸上の佐藤友祈選手が受賞している。

※「日本スポーツ賞」は読売新聞社の主催により1951年に制定され、毎年1年間において顕著な活動をした個人または団体を表彰する。オリンピック開催年にはオリンピック特別賞がある。

各賞は日本スポーツ協会会長らで構成される委員会にて選考が行われた

各賞は日本スポーツ協会会長らで構成される委員会にて選考が行われた

鈴木大地・スポーツ庁長官と。写真右、齋藤志保選手、写真左、孔祥東選手強化委員会委員長

鈴木大地・スポーツ庁長官と。写真右、齋藤志保選手、写真左、孔祥東選手強化委員会委員長