2021年JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会・2021年全日本武術太極拳選手権大会の開催情報およびエントリーについて
公益社団法人日本武術太極拳連盟 競技委員会
来年度(2021年度)開催する標記大会の開催地・日時等が決定しました。
日本連盟では、「新型コロナウイルス感染症」感染拡大防止のため、参加される全ての皆様の安心と安全を最優先に考慮し、ブロックや都道府県連盟で選抜大会や選考会をやむを得ず実施できない場合でも都道府県連盟代表選手の選抜ができるように、各専門委員会で検討を重ね、6月24日(水)に開催しました日本連盟第112回理事会においても検討し、下記の方針が決まりました。
今年度のJOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会および全日本武術太極拳選手権大会の参加資格を得ていた選手の皆様について出場を認めることで、選抜大会や選考会を実施できない場合でも各都道府県連盟の代表選手を選抜することができます。
今年度より大会出場を目標に練習されている選手の皆様におかれましては、大変残念ではありますが、新型コロナウイルス感染防止対策として大会規模を大きくすることができないため、何卒ご了承いただきたいと存じます。
選抜大会や選考会の実施につきましては、各ブロックや都道府県連盟にご確認ください。皆様方のご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
○はじめに
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年第28回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会および2020年第37回全日本武術太極拳選手権大会につきましては、参加されるすべての皆さまの安全を第一に考慮し、開催を自粛して中止いたしました。
2021年の全国規模の大会開催につきましても、皆さまの安心と安全を最優先に考え、今年度はできるだけ無理なく選抜大会や選考会を行なうことができなくても選手を選抜・エントリーできるようにすることを重視して、その方法について競技委員会・審判委員会・選手強化委員会・ジュニア普及委員会等で、それぞれの観点から検討を重ね、下記の方針をまとめました。
○大会開催日時・会場について
・2021年第29回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会
日時:2021年4月10日(土)・11日(日)(予定)
会場:大阪府熊取町・ひまわりドーム(熊取町立総合体育館)
主催:公益社団法人日本武術太極拳連盟
主管:大阪府武術太極拳連盟
※ 2020年大阪大会について直前まで準備も進んでおり、開催を円滑に進められるため
・2021年第38回全日本武術太極拳選手権大会
日時:2021年6月25日(金)~27日(日)(予定)
会場:宮城県仙台市・カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)
主催:公益社団法人日本武術太極拳連盟
主管:宮城県武術太極拳連盟
※ 2021年7月に延期された東京五輪開催による影響を避け、震災10年の東北復興のため
○2021年第29回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会の選手選抜について
1)2020年JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会に選抜・エントリーされていた選手に、2021年JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会の出場権を与える(2019年第27回大会によるシード選手枠・2019年度国際代表による日本連盟選手強化委員会枠を含む)。今回に限り、2020年第28回大会にジュニア選手最後の大会としてエントリーしており、2021年第29回大会ではジュニアの年齢枠を超える選手にも出場権を与える。但しジュニア選手を卒業し、第38回全日本選手権大会の自選難度競技に出場を希望している選手は、JOCジュニアオリンピックカップ大会への参加は不可とする。
2)今回に限り、2020年第28回大会にエントリーしていた年齢区分が変わる選手は、出場権を維持して上位組(例C組→B組など)に変更可とする。また、変更しないこともできる。つまり、各組とも年齢枠を広げ、選手本人の意思とコーチの同意により、2020年28回大会にエントリーした種目でも、2021年第29回大会の新たな年齢区分の種目でも、選んで出場することができる。
但し日本代表選抜候補選手は、2021年のジュニア国際大会年齢枠に該当する選手から選抜する。
3)年齢区分が上位組(例B組→A組など)に変更になる場合は、長拳・南拳・太極拳の種目変更可とする。
注)シード選手枠、日本連盟選手強化委員会枠で出場する選手は、例年通り種目変更不可。
4)各組・種目とも器械の追加エントリーは可とする。
5)選抜種目以外(B組太極拳・B組南拳)は、2020年第28回大会に各都道府県よりエントリーした人数を超えてはいけない。但し年齢区分の中で、C組→B組に移行する選手はこの人数枠に含まない。
6)B組→A組に変わる選手は、例年通りの強化委員会指定の申請書を提出すること。
注)怪我防止のため、難度動作が未完成の選手は出場不可とする。
7)各都道府県がブロックジュニア大会で獲得した枠数・ブロック大会を経ず出場できる種目でエントリーしていた選手の中から、ジュニア年齢枠を卒業、または出場を辞退した選手が出た場合、辞退選手の所属都道府県連盟に推薦権を与える。同都道府県連盟に推薦選手がいない場合は、ブロックで協議し選手選考を行い、追加推薦選手とする(別の都道府県連盟から追加推薦できる)
注)2020年第28回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会に申請した各都道府県連盟の参加人数を増やすことはできない。但しブロックより追加推薦された選手についてはその限りではない。
※卒業又は辞退した場合の空き枠は、各組の男女・種目を問わず適用可
推薦選手の優先順位
第1優先:出場を辞退した選手の所属都道府県連盟で、A組・B組・C組の男女・種目を問わず選考することができる。
第2優先:同所属都道府県連盟に推薦選手がいない場合、同ブロック内のA組・B組・C組の男女・種目を問わず選考を行う。さらに推薦できる選手がいない場合は、枠は空けたままとする。
例)〇〇県所属のB組女子長拳選手1名が出場辞退したとする。同所属都道府県連盟で、A組・B組・C組の男女・種目を問わず推薦選手がいない場合、ブロック内で1名分の枠を協議する。ブロック内に該当選手がいない場合、空き枠とする。なお、A組(第三套路)に出場する場合は、推薦選手が難度動作に対応できるかどうかを慎重に判断し、強化委員会指定の申請書を提出しなければならない
○2021年第38回全日本武術太極拳選手権大会の選手選抜について
1)各都道府県予選を経て、既に2020年第37回全日本武術太極拳選手権大会に選抜されていた選手は、2021年第38回全日本武術太極拳選手権大会への出場権を与える(後日、各都道府県の選抜状況調査の書類を送付。新型コロナウイルス感染防止の影響を受け、2020年第37回全日本武術太極拳選手権大会の予選が終了していない都道府県は、2019年第36回大会のエントリーを用いる)。
2)全日本選手権大会については、第36回大会で得たシード権を有効とする。従来は年齢区分が変更となった場合は失効となるが、シード選手は各都道府県連盟の有望な選手であることに鑑み、今回に限り許可する。
3)シード選手を含め出場選手の年齢区分が変わった場合は、2021年全日本武術太極拳選手権大会の年齢枠で出場する。
4)出場選手の参加辞退などで欠員が出た場合は、辞退選手の所属都道府県連盟に推薦権を与える。
5)フリーエントリー種目については、2021年大会でも新たにエントリーを受け付ける。
6)個人エントリー(各都道府県連盟に所属していない選手)については、2021年大会でも新たにエントリーを受け付ける。
両大会におけるシード選手についての補足
シード選手が参加辞退した場合はシード権は消失し、他の選手が代わりに推薦などで出場することは不可とする。
※シード権の譲渡はできないため注意すること
以 上
たいへんな日々が続いておりますが、皆で協力して助け合い、乗り超えていきましょう。