2021年IWUFオンライン臨時総会が成功裏に開催

日本時間7月14日午後9時、IWUF(国際武術連盟)理事会のメンバーと155の加盟団体のうち76団体によるIWUFオンライン臨時総会が成功裏に開催されました。中国・北京で開催されたこの臨時総会には、国際武術連盟の苟仲文会長、張秋平秘書長が出席し、日本からは岡﨑温会長代行と川﨑雅雄専務理事が出席しました。

新型コロナウイルス感染症の影響により、当初2021年に開催を予定していた第16回IWUF総会は、予定通り現地で開催することができませんでした。そこでIWUF憲章に基づき、オンライン臨時総会を開催して、第16回世界武術選手権大会の開催延期とIWUF憲章の改正を主に協議することになりました。また、苟仲文会長の任命により、張秋平秘書長がこの臨時総会の議長を務めました。

苟仲文会長は、開会にあたって、すべての参加者を温かく迎え入れ、「この1年、IWUF とその加盟団体は一丸となって、未曾有の困難と挑戦に立ち向かってきました。新型コロナウイルス感染症の影響にもかかわらず、武術というスポーツは国際的な舞台で多くの明るい話題を持っています。2026年ダカール・ユースオリンピックの正式種目になったことや、IWUFが国際ワールドゲームズ協会のメンバーになったことなど、多くのエキサイティングな成果を上げています。」と心からの挨拶を述べました。

臨時総会は、議題に沿ってスムーズに進行し、代表者による投票の結果、「第16回世界武術選手権大会」と「第16回IWUF総会」を2021年から2023年に延期する決議を過半数の投票で承認しました。また、IWUF憲章の修正案について、今回の改正はIWUFの倫理とアンチ・ドーピングの構造面に焦点を当てているものと確認し、過半数の賛成を得て承認されました。新しいIWUF憲章は、2021年7月14日から施行されます。

最後に苟仲文会長が締めくくりの挨拶を行い、臨時総会の閉会を宣言しました。

オンライン臨時総会に参加された岡﨑会長代行(左上)

オンライン臨時総会に参加された岡﨑会長代行(左上)

国際武術連盟の苟仲文会長(中央左)と張秋平秘書長(中央右)

国際武術連盟の苟仲文会長(中央左)と張秋平秘書長(中央右)