【年頭所感】衆議院議員 日本連盟名誉会長 二階 俊博、衆議院議員 日本連盟副会長 加藤 勝信
謹んで新年のご祝辞を申し上げます。
昨年、一昨年とコロナ禍にある中で、全国の愛好者の皆さまが感染拡大防止に気を緩めることなく取り組み、安全に楽しく太極拳に親しまれ、心身ともに健康にすごされていることと心からお慶び申し上げます。
2022年度は、6月に「FISUワールドユニバーシティゲームズ」が成都市、9月に「第19回アジア競技大会」が杭州市、12月に「第3回アジアユースゲームズ」が汕頭市と3つの国際大会が中国で開催されます。また、延期となっていた「第3回武術太極拳ワールドカップ大会」がいよいよ11月に東京で開催されると聞いております。国内外のアスリートが安全に参加いただける素晴らしい大会になるよう祈念しております。
武術太極拳は、アジア競技大会やユース五輪など各国際大会でも正式種目として実施され、ユネスコの世界無形文化遺産リストに「太極拳」が登録されるなど国際的にも発展が進んでおります。本年は、日中国交正常化50周年の大きな節目の年にあたり、日中両国の協力のもと、国際的な交流と普及発展が推し進むことを期待しております。
国内におきましては、コロナ収束後の社会を見据え、国土強靭化とヘルスケアの取り組みを加速させていく中で、武術太極拳も競技スポーツ・生涯スポーツとして国民の健康増進と健康寿命の延伸に大きな役割を果たしていくことと思います。
会員の皆さまにおかれましては、本年も武術太極拳への一層のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、益々ご活躍されますことを心より祈念し、新年のあいさつといたします。
(令和4年1月1日)
令和4年の新春を迎え、心よりお慶び申し上げます。
はじめに、コロナ禍の中で、皆さま一人ひとりが感染拡大防止に努められ、医療や福祉サービス等の従事者の皆さまのご活躍もあり、国内においては感染の水準も低く抑えられております。感謝を申し上げるとともに、当面のコロナとの共存を見据え、全力で取り組んでまいります。
また、昨年は一昨年に続いて全国各地でイベント等の開催が自粛されることとなり、本連盟の大会でも開催自粛措置が取られました。傘下の各都道府県連盟主催の大会も、開催自粛や感染拡大防止対策を徹底した上で開催されました。練習環境が限られた中でも、たゆまぬ努力を重ねられている選手の皆さまをはじめ、大会運営など関係するすべての皆さまにとって、大変困難な状況でありながらも乗り越えられたことに敬意を表します。
本年は、延期されていた武術太極拳競技の世界頂上決戦ともいえる国際大会「第3回武術太極拳ワールドカップ大会」が、11月に東京の国立代々木競技場第二体育館で開催されます。わが国の選手たちが、世界各国から集まるトップアスリートと競い合い、世界の舞台で躍動してくれることを期待します。「全日本武術太極拳選手権大会」も、5年ぶりに東京体育館で7月に開催を予定しています。
また、本年は日中国交正常化50周年の年でもあります。より一層の国際交流を通じ、武術太極拳の普及発展に取り組んでまいります。
最後に、本連盟及び傘下の都道府県連盟が主催するすべての大会・イベントが無事開催されることを心より祈念しますとともに、本連盟の選手並びに関係者の皆さま一人ひとりが大いに活躍され飛躍の年となることを期待します。
皆さまの今後一層のご活躍とご健康をお祈り申し上げ、年頭にあたっての挨拶といたします。
(令和4年1月1日)