日本連盟 第118回理事会を開催 -2022年度事業計画及び予算案などを審議・承認-

公益社団法人日本武術太極拳連盟は、「第118回理事会」を3月25日(金)に、東京・日本連盟トレーニングセンターで開催しました。

理事会では、2022年度事業計画及び予算案などを以下の議事録のとおり審議しました

理事会冒頭に川﨑雅雄専務理事より事業等を報告

理事会冒頭に川﨑雅雄専務理事より事業等を報告

公益社団法人日本武術太極拳連盟 第118回理事会議事録

1 開催された日時:2022年(令和4年)3月25日(金)14時00分~14時50分

2 開催された場所:日本連盟トレーニングセンター

3 理事総数及び定足数:総理事数27名、定足数14名

4 出席理事数:理事20名

出席者:川﨑雅雄、辻本三郎丸、宮本知次、西村誠志、近藤重和、孫建明、谷川大、潮田強、及川佳織、友崎敦、孔祥東、長江一将、大和久美代子、塚原加代子、武田久、大沢藍未、渡部健一、津毛望、圖子幸子、三浦義則

出席監事:堀米秀夫、三代正廣

なお、吉田由美子国体委員会委員長、中村剛ジュニア普及委員会委員長、嶋村文男トレーニングセンター管理委員会委員長が陪席した。

5 議 題

報告事項

(1)専務理事報告

(2)日本連盟各専門委員会及び各ブロック事業新年度事業活動計画についての報告

(3)来年度のJOCジュニアオリンピック大会の件

(4)来年度の全日本武術太極拳選手権大会の件

(5)ねんりんピックかながわ2022太極拳交流大会の件

(6)その他

決議事項

第1号議案 2022年度事業計画(案)について

第2号議案 2022年度予算(案)について

第3号議案 2022年度「第11回定時社員総会」での役員改選に伴う
「役員候補選考委員会」設置の件

第4号議案 第3回武術太極拳ワールドカップ大会の件

第5号議案 国民体育大会(公開競技)武術太極拳
競技の来年度以降の実施の件

第6号議案 押印手続きの見直しの件

第7号議案 その他

6 議事の経過及びその結果

本日の理事会が、理事総数27名のうち20名が出席しており、開催要件の定足数たる過半数14名以上の出席を充足しているので、定款第33条の規定により成立していることを確認した。また欠席された岡﨑温会長代行より定款第32条に基づいて、事前に辻本三郎丸常務理事が議長として指名され、川﨑雅雄専務理事が開会の挨拶を述べた。次に、議事録署名人は定款第35条に基づき、堀米秀夫監事及び三代正廣監事とし、報告及び議案の審議に入った。

報告事項

以下の報告が行われた。

(1)川﨑雅雄専務理事より、2021年度の事業においては、段検定や全国審判員研修会も無事実施に至り、2022年度に向けた財政基盤が確立されたと報告が行われた。

(2)2022年度の事業活動計画については、日本連盟各専門委員会及び各ブロック理事より、議案書通りとの報告が行われた。

(3)長江一将事務局長より、2022年度JOCジュニアオリンピックカップ大会が4月23~24日に神奈川県立スポーツセンターにて3年ぶりに開催されると報告された。現在開催へ向けた準備を進めており、4月上旬には詳細を各都道府県連盟、団体へ連絡する旨が報告された。

(4)長江一将事務局長より、2022年度の全日本武術太極拳選手権大会が7月8~10日に東京体育館にて開催されると報告され、東京都武術太極拳連盟と協力し準備を進めていると説明が行われた。

(5)長江一将事務局長より、ねんりんピックかながわ2022について、11月13日に大和スポーツセンター体育会館にて開催されることが報告され、神奈川県武術太極拳連盟と協力し準備に取り組むと説明が行われた。

(6)長江一将事務局長より、9月24~25日にTKCいちごアリーナにて開催予定のいちご一会とちぎ国体においても、会場視察を終え、開催要項送付に向けて準備が進められていると報告が行われた。

決議事項

第1号議案 2022年度事業計画(案)について

川﨑雅雄専務理事より、2022年度はコロナ禍前の従来の事業に戻す取り組みとして、JOCジュニアオリンピックカップ大会や全日本武術太極拳選手権大会等の主要な国内大会の開催が大きな課題であると説明が行われた。また、FISUワールドユニバーシティゲームズ、アジア競技大会等、武術太極拳の国際競技大会に対する代表参加者の選考も終了した旨が報告され、国際大会においても国内大会同様に、従来通りに派遣し、取り組むと報告された。また、長江一将事務局長より、日本連盟で稼働している「会員管理システム」について、2022年度よりリニューアルを進め、現在は開発期間であると報告が行われ、リニューアル後に改めて報告する旨が説明された。2022年度事業計画(案)は審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第2号議案 2022年度予算(案)について

渡部健一財務委員会委員長より2022年度予算(案)について説明が行われた。審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第3号議案 2022年度「第11回定時社員総会」での辻本三郎丸常務理事が議長を務めた 役員改選に伴う「役員候補選考委員会」設置の件

川﨑雅雄専務理事より、2022年度に役員改選となり、従来通り全国8ブロックからの推薦のほか、学識経験者推薦枠として学生連盟に対し理事候補の推薦を依頼する旨が説明された。次に役員候補選考委員会規程が提示され、第4条に基づき、選考委員会の委員となる理事2名として、塚原加代子理事と西村誠志理事が提案され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第4号議案 第3回武術太極拳ワールドカップ大会の件

近藤重和理事より、10月31日~11月7日に国立代々木競技場・第二体育館にて開催予定の第3回武術太極拳ワールドカップ大会に関しては、感染状況を考慮したうえで、5月に国際連盟と開催の可否及び延期について協議したうえで、結論を出す旨が報告され、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。

第5号議案 国民体育大会(公開競技)武術太極拳競技の来年度以降の実施の件

吉田由美子国体委員会委員長より、国民体育大会(公開競技)武術太極拳競技が2022年度はTKCいちごアリーナ(鹿沼総合体育館)にて実施されることが報告された。実施種目の説明や、エントリーに関して、新型コロナウイルス感染症の影響で選考会等の開催が難しい都道府県連盟に関しては三重国体のエントリーを用いる等の報告が行われた。但し、年齢区分においては三重国体中止による特別処置は行わず、栃木国体の年齢枠で出場することとの説明がなされた。また、感染状況に応じて対策を行いながらの開催を目標とすることの提案がなされ、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。

第6号議案 押印手続きの見直しの件

長江一将事務局長より、行政やスポーツ庁等で押印手続きの簡略化が進んでいる状況を受け、日本連盟においても押印の取り扱いについて見直しを検討し、当連盟が作成する発信文書における押印の原則取り止めや、技能検定等の各種申請書類の団体印、会長印手続きの簡略化を提案した。また、各都道府県団体の発信文書に関しては、各団体における規定に基づき取り扱う旨の説明が行われた。押印手続きの見直しの件は審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。

 

以上をもって議案の審議等を終了したので、14時50分に議長の辻本三郎丸常務理事が閉会を宣言した。

辻本三郎丸常務理事が議長を務めた

辻本三郎丸常務理事が議長を務めた

20人の理事と2人の監事らが参加して各議案を審議

20人の理事と2人の監事らが参加して各議案を審議