第39回全日本選手権 成績訂正とお詫び

先般の第39回全日本武術太極拳選手権大会において、発表された最終成績に誤りがありました。

以下のご報告と併せて、出場選手の皆様、コーチはじめ関係者の皆様に対して心よりお詫び申し上げます。

種目:女子総合太極拳AB(大会第2日、第3コート)

内容:以下の3選手につき、採点処理上の技術的手順ミスにより、本来A組(動作の質)が減点なしの5.0点になるところ、0.2点減点され、4.8点として確定していました。
該当する3選手の正しい最終得点を示します。

ゼッケン275 前橋レミ(長野県) 8.56点 → 8.76点(第2位)
ゼッケン313 山路順子(神奈川県)8.54点 → 8.74点(第4位)
ゼッケン77  香月千里(奈良県) 8.48点 → 8.68点(第8位)

これに伴い、発表された順位のうち第2位から第15位までの選手の順位を訂正します。

原因:今大会の採点機器は、全日本選手権で初めて使用するものでした(都道府県予選で使用しているものとは異なる、全日本のための仕様)。審判・スタッフとも処理の技術的手順に不慣れであったことにより起こったミスです。
また、当日は通信状況の不具合により、モニターでの成績表示ができませんでした。もしこれができていれば、その時点で発見に至った可能性もあります。
しかし、審判団としてミスを発見する体制が不十分だったと言わざるを得ず、本来ならば最終成績発表前に発見、訂正されるべきでした。

入賞:大会中に表彰された8選手に加え、点数が訂正された3選手の計11選手を入賞とします。順位は以下の成績表でご確認ください。あらためて第2位から第11位の各選手に賞状と、第2位から第8位の各選手にメダルをお送りさせていただきます。

シード:第40回大会のシード選手は、大会規定に基づき、順位訂正後の第1位から第3位までの選手とします。

以上のようにご報告申し上げるとともに、あらためてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

今後についてですが、技術的手順のミスであったため、採点システムの改良で再発を防ぐことが可能であると考えます。同時に、審判団のチェック体制と成績発表までの作業フローを見直し、ミスが起こっても発表前に発見できる体制を整えてまいります。

何卒ご理解いただき、今後とも武術太極拳競技にご協力を賜りますよう、お願いいたします。

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