「日本連盟 第122回理事会」2023年度主要事業活動・日程、太極拳技能検定「5段」実施要項等の議案を審議し承認
第122回理事会が10月21日(金)に開催されました。本理事会では、今年度(2022年度)実施された全国8ブロックの事業活動報告、各委員会報告および日本連盟の来年度(2023年度)主要事業活動計画と日程、太極拳技能検定「5段」実施要項等を以下の議事録のとおり審議しました。
公益社団法人日本武術太極拳連盟 第122回理事会議事録
1 開催された日時:2022年(令和4年)10月21日(金)13時55分~16時55分
2 開催された場所:日本連盟トレーニングセンター
3 理事総数及び定足数:総理事数23名、定足数12名
4 出席理事数:理事22名
出席者:川﨑雅雄、西村誠志、近藤重和、孫建明、谷川大、潮田強、及川佳織、友崎敦、孔祥東、長江一将、中谷康司、岡野範子、上原田紀子、塚原加代子、武田久、大山一夫、大沢藍未、渡部健一、津毛望、三保千鶴子、圖子幸子、飯田行雄
出席監事:堀米秀夫、三代正廣
なお、吉田由美子国体委員会委員長、中村剛ジュニア普及委員会委員長、高山宗久競技委員会委員長、蓮原亮公認会計士・税理士が陪席した。
5 議 題
報告事項
(1)専務理事報告
(2)日本連盟各専門委員会委員長報告
(3)各ブロックからの活動状況報告
(4)2022年度中間決算報告
(5)その他
決議事項
第1号議案 来年度の日本連盟主要事業日程承認の件
第2号議案 来年度の日本連盟トレーニングセンター・大阪トレーニングセンター特別講習会募集要綱の件
第3号議案 来年度の各ブロック及び専門委員会、事業活動計画の件
第4号議案 9期・10期本部研修生の講師認定推薦の件
第5号議案 定年された日本連盟講師に日本連盟から「感謝状」を贈呈する件
第6号議案 太極拳技能検定「5段」実施要項(案)についての件
第7号議案 指導員セミナーの件
第8号議案 来年度の全日本選手権大会及びJOCジュニアオリンピックカップ大会の件
第9号議案 スポーツ団体ガバナンスコード自己説明の公表の件
第10号議案 来年度から公益法人会計に則して会費収入を定める件
第11号議案 各事業の清算手続きの件
第12号議案 第58回定例社員総会及び第34回都道府県連盟代表者会議の開催の件
第13号議案 次期理事会の開催の件
第14号議案 その他
6 議事の経過及びその結果
本日の理事会が、理事総数23名のうち22名が出席しており、開催要件の定足数たる過半数12名以上の出席を充足しているので、定款第33条の規定により成立していることを確認した。事前に川﨑雅雄副会長が議長として指名され、加藤勝信会長の挨拶を代読された。次に、議事録署名人は定款第35条に基づき、川﨑雅雄副会長、堀米秀夫監事及び三代正廣監事とし、報告及び議案の審議に入った。
報告事項
以下の報告が行われた。
(1)川﨑雅雄副会長より、全日本選手権大会やいちご一会とちぎ国体が無事開催されたこと、3・4段受験対策講習会や4段審査会が滞りなく実施された旨が報告された。
(2)日本連盟各専門委員会委員長から2022年度の活動についての報告が行われた。
(3)各ブロック理事から2022年度の活動状況報告が行われた。
(4)川﨑雅雄専務理事より、新しく顧問契約を行った、蓮原亮公認会計士・税理士の紹介がされた。また、渡部健一財務委員会委員長から2022年度の中間決算報告が行われた。
決議事項
第1号議案 来年度の日本連盟主要事業日程承認の件
長江一将事務局長より2023年度日本連盟主要事業日程が説明された。大会を含めた事業日程や、社員総会をコロナ禍前同様に開催することが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第2号議案 来年度の日本連盟トレーニングセンター・大阪トレーニングセンター特別講習会募集要綱の件
2023年度日本連盟トレーニングセンター・大阪トレーニングセンター特別講習会募集要綱の件について小島隆平事務局員より説明があり、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。
第3号議案 来年度の各ブロック及び専門委員会、事業活動計画の件
2023年度の各ブロック及び各専門委員会、事業活動計画の件について各ブロック理事、各専門委員会委員長が説明し、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
第4号議案 9期・10期本部研修生の講師認定推薦の件
西村誠志常務理事より、9期・10期の本部研修生24名を2023年度より日本連盟講師に委嘱することが説明され、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
第5号議案 定年された日本連盟講師に日本連盟から「感謝状」を贈呈する件
西村誠志常務理事より、定年された日本連盟講師へ「感謝状」を贈呈することが説明された。また今後は毎年度、定年を迎えられた日本連盟講師に対し、「感謝状」を贈呈することが説明され、出席理事全員一致で承認された。
第6号議案 太極拳技能検定「5段」実施要項(案)についての件
西村誠志常務理事より太極拳技能検定5段位認定制度開始の背景が説明され、友崎敦理事より詳細が説明された。発案当初は審査に伝統太極拳を加えることを予定していたが、4段位を取得した者の技術レベルを基にしてその内容を深めて高めること重視し、新たに追加するのではなく、更なるレベル向上を目指す内容にすると説明がなされた。また、あえて試験は行わず、必要な認定課題の研修を履修した場合に5段位を授与するとの説明がされ、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
第7号議案 指導員セミナーの件
塚原加代子理事より「中高齢のための健康管理」をテーマに、A級指導員資格者を対象として、専門医師を招きセミナーを開催することが説明された。会場の規模や医師の手配等の詳細は医科学委員会と今後検討して進めていくと説明がされ、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
第8号議案 来年度の全日本選手権大会及びJOCジュニアオリンピックカップ大会の件
高山宗久競技委員会委員長より、全日本選手権大会開催における収支に関して指摘がなされ、大会を安定して継続していくために2023年度の全日本選手権大会・JOCジュニアオリンピックカップ大会、国民体育大会より、大会出場料の改正の提案が説明された。また、全日本選手権大会の競技種目や要綱の分類ルール、表彰数等の改正の提案や、2023年度の全日本選手権大会は大会開催40回目の節目を迎えるため、全国から集めた愛好者による24式集団演武等の記念イベントの提案が説明された。また、及川佳織理事より、要綱の分類ルールの件で、48式・88式も[b]規定競技部門に分類する旨が説明され、審議のうえ、以上の提案内容について出席理事全員一致で承認された。なお、新種目として自選双人太極拳(自選ペア太極拳)を追加する件のみ競技委員会と審判委員会で検討することとなった。
第9号議案 スポーツ団体ガバナンスコード自己説明の公表の件
長江事務局長よりスポーツ団体ガバナンスコードについて、役員改正と役員規定の説明がされ、出席理事全員一致で承認された。
第10号議案 来年度から公益法人会計に則して会費収入を定める件
蓮原亮公認会計士・税理士より、公益目的会計の収支相償の充足と法人会計の黒字化が課題であると説明がされ、各種登録料及び更新料と会費は対価性がない点で共通しており、会員は各種登録料及び更新料が会費と同様に半分を公益事業目的に計上、もう半分を法人会計に計上するという提案内容が説明された。審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
第11号議案 各事業の清算手続きの件
長江事務局長より2023年度以降、各事業の清算手続きについて様式や手順の統一化、消費税・源泉所得税等の表記の明確化などを図ることの提案内容が説明され、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
第12号議案 第58回定例社員総会及び第34回都道府県連盟代表者会議の開催の件及び第13号議案 次期理事会の開催の件
長江事務局長より第58回定例社員総会及び第34回都道府県連盟代表者会議並びに次期理事会を、日本連盟トレーニングセンターにて、事業予定通りに開催することの提案内容が説明され、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
第13号議案 その他
長江事務局長より日本武術太極拳連盟専門委員会、医科学委員会副委員長に新保美香氏、競技委員会副委員長に河村南里氏を推薦することの提案内容が説明され、審議のうえ、出席理事全員一致で承認された。
以上をもって議案の審議等を終了したので、16時55分に議長の川﨑雅雄副会長が閉会を宣言した。