「第9回世界カンフー選手権大会」出場者募集!

世界規模での伝統武術大会 ―以武会友 競技・学習・交流―

「第9回世界カンフー選手権大会」は、国際武術連盟(IWUF)の主催により、幅広い世代の武術修行者(愛好者)の発表の場を提供し、あらゆる伝統功夫スタイルにおいて技術レベルの発展をもたらし、技術と文化交流を通して友好を図るものとして4年ぶりに開催されます。

今大会は1ヵ国1チームの参加となっているため、日本連盟が全国の愛好者の参加申し込みをまとめ、日本チームとしてエントリーを行います。例年、国内から多くの愛好者が参加して、高いレベルで世界各国の選手と日頃の修練の成果を競っています。大会には多彩な種目に幅広い参加者があり、日頃目にする機会の少ない様々な伝統拳が世界各地に広く普及している様子を知るとともに、各国拳友との貴重な交流の場ともなっています。また、同時に開催される中国国内の部には中国各地域からの代表も参加し、伝統文化としての武術太極拳が深く根付いていることを改めて確認することもできます。

大会期間中には世界各国の中国武術名家による講習も予定されています。日頃触れる機会の少ない伝統武術の名家による技術講習と理論講座は貴重な機会とも言えます。事前申し込みは不要ですので、大会参加の皆さまには、この講習にも積極的にご参加されますことをお勧めいたします。

実施要綱をよくご確認のうえ、各都道府県連盟を通じて5月18日(木)まで(都道府県連盟から日本連盟へは5月29日(月)まで)にお申込みください。

皆さまには4年ぶりとなる、この機会にぜひご参加いただきますようご案内申し上げます。

実施要綱 <抜粋>

1.日時・開催地: 2023年8月23日(水)~28日(月) 中国・四川省峨眉山

*参加者は8月23日24:00までに日本連盟指定のホテル到着

2.大会及び開会式閉会式会場: 四川国際観光貿易博覧会センター

3.主 催 団 体: 国際武術連盟

4.主 管 団 体: 第9回世界カンフー選手権大会組織委員会

5.競技種目:

1)個人種目:

①徒手(拳術)

太極拳類: 陳式、楊式、呉式、武式、孫式、42式、その他伝統太極拳。陳式、楊式、呉式、武式、孫式太極拳などの規定套路は、すべて伝統拳術種目とする

南 拳 類:咏春拳、五祖拳、蔡李佛、洪家拳、地術拳、その他の南拳

その他の拳術類: 形意拳、八卦掌、八極拳、通背拳、劈挂拳、翻子拳、地躺拳、象形拳、査拳、花拳、炮拳、紅拳、華拳、少林拳、武当拳、峨眉拳等、その他の種目の伝統拳術

②伝統器械

単器械: 刀、剣、棍、槍、朴刀、関刀、扇子、匕首、鞭杆、杖、棒、拐、鏟、叉、長穂剣、酔剣、太極剣、42式太極剣、太極刀、太極槍、太極扇、南刀、南棍、その他の単器械

双器械: 双刀、双剣(長穗双剣含む)、双鞭(刀里加鞭含む)、双鈎、双匕首、双钺(八卦鸳鸯钺)、その他の双器械

軟器械:九節鞭、双節棍、三節棍、流星锤、縄鏢、その他の軟器械

2)対 練:徒手対徒手、徒手対器械、器械対器械の対練

3)集 団:主に1種類の拳術あるいは器械で構成された内容のもの

8.参加方法:

本大会には都道府県連盟所属会員だけでなく国内武術太極拳愛好者もご参加いただけます。なお、参加に際しては日本国民であること、または永住権を有することが必要となります。ご注意ください。

1)各国は、代表1チームを派遣することができる。※団体・個人単位での出場はできない。

2)チームは、団長、監督、コーチ各1名と選手(人数制限無し)で構成する。

3)1人の選手は徒手(拳術)1種目、器械1種目に限って出場することができる。また、対練および集団にも出場できる。

4)チームは、対練競技に1種目に限って出場することができる。3人以内で編成し、男女混合可。

5)チームは、集団競技に1種目に限って出場することができる。年齢を問わず、男女混合可。6人以上で編成しなければ出場することができない。団体競技は徒手と器械に分けられる。徒手と器械の混合の場合は器械種目とする。

※ 以上のことから、「対練」および「集団」は、各1団体(計2団体以下)のチームを選考する必要があり、5月29日(月)の申込み締切り後に、日本連盟役員立ち会いの下、厳正かつ公正な抽選により各1団体を選定する。※ただし、同一団体が両種目に参加することはできない。

9.競技方法:

1)競技は、個人種目と対練および集団(集体)種目で実施する。

2)競技は「伝統武術套路競技規則」(2019年試行版・中国語版)に基づいて実施する。

3)競技時間:後日配布の要綱を参考のこと

4)個人種目年齢組:個人種目は、下記の年齢組に分類される;
A組:8歳以下 (2015年1月1日以降に生まれた者)
B組:9〜11歳 (2012年1月1日から2014年12月31日に生まれた者)
C組:12~17歳 (2006年1月1日から2011年12月31日に生まれた者)
D組:18~39歳 (1984年1月1日から2005年12月31日に生まれた者)
E組:40~59歳 (1964年1月1日から1983年12月31日に生まれた者)
F組:60歳以上 (1963年以前に生まれた者)

参加申込み方法:

参加を希望する各団体ごとに、出場選手の必要書類をとりまとめ、都道府県連盟に送付する。申込締切は5月18日(木)まで(都道府県連盟から日本連盟へは5月29日(月)まで)を予定している。なお、日本連盟に対しては、必ず、都道府県連盟が提出しなければならず、個別団体が直接日本連盟に書類を送付しても受理されないこととする。

参加費用や提出書類など詳細に関しては、各都道府県連盟を通じて参加案内等を送付する。

※現状では参加にあたり、査証(ビザ)が必要です。本人がビザセンターに訪れる必要がありますので、ご注意ください。

第8回世界カンフー選手権大会の様子

第8回世界カンフー選手権大会の様子