第126回理事会・第12回定時社員総会を開催

-2022年度事業活動報告、決算報告等を承認-

2023年6 月17日(土)東京・TKP新橋カンファレンスセンター

公益社団法人日本武術太極拳連盟は、去る6月17日(土)、東京・TKP新橋カンファレンスセンターにおいて、「第126回理事会」および「第12回定時社員総会」を開催しました。

理事会は11時から開催され、午後に入り13時から4年ぶりに加盟団体の代表者が参加して通常とおり総会が開催されました。引き続き、ブロック会議(分科会・全体会議)および第27回太極拳中央技能検定委員会全体会議がそれぞれ開かれ、会議後は公務でご多忙の中、厚生労働大臣 衆議院議員・加藤勝信会長をお迎えして、加盟団体の皆さまとの懇親会を行い、昨年6月に会長にご就任いただいたお祝いをさせていただきました。

また、来賓として中国大使館から、陳諍文化部公使参事官らにもご出席いただきご挨拶をいただきました。

出席者・陪席者の名簿、議事録は次のとおりです。

総会後の懇親会で挨拶をされる加藤勝信会長

総会後の懇親会で挨拶をされる加藤勝信会長

公益社団法人日本武術太極拳連盟 第126回理事会議事録

1 開催された日時:2023年(令和5年)6月17日(土)11時00分~11時30分

2 開催された場所:TKP新橋カンファレンスセンター

3 理事総数及び定足数:総理事数23名、定足数12名

4 出席理事数:理事21名

出席者:川﨑雅雄、西村誠志、近藤重和、孫建明、谷川大、潮田強、及川佳織、友崎敦、孔祥東、長江一将、中谷康司、岡野範子、上原田紀子、塚原加代子、武田久、大山一夫、大沢藍未、渡部健一、三保千鶴子、圖子幸子、飯田行雄

出席監事:堀米秀夫、三代正廣

なお、吉田由美子国体委員会委員長、中村剛ジュニア普及委員会委員長、高山宗久競技委員会委員長が陪席した。

5 議 題

報告事項

(1)専務理事報告

(2)その他

決議事項

第1号議案  2022年度(令和4年度)事業報告確認の件

第2号議案  2022年度(令和4年度)決算報告確認の件

第3号議案 定款の一部変更の件

第4号議案  利益相反管理規程、危機管理規程、危機管理マニュアルの制定の件

第5号議案  会計規定、印章取扱規程、アンチドーピング規程の改定の件

第6号議案 その他

6 議事の経過及びその結果

本日の理事会が、理事総数23名のうち21名が出席しており、開催要件の定足数たる過半数12名以上の出席を充足しているので、定款第33条の規定により成立していることを確認した。事前に川﨑雅雄副会長が議長として指名された。次に、議事録署名人は定款第35条に基づき、川﨑雅雄副会長、堀米秀夫監事及び三代正廣監事とし、報告及び議案の審議に入った。

報告事項

以下の報告が行われた。

(1)川﨑雅雄副会長より、各事業が順調に進んでいることや、6月に内閣府の立入検査を受け、組織運営においてさらなる改善を進めていることが説明された。

決議事項

第1号議案 2022年度(令和4年度)事業報告確認の件

川﨑雅雄副会長より、2022年度(令和4年度)における事業報告について、変更がない旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第2号議案 2022年度(令和4年度)決算報告確認の件

川﨑雅雄副会長より、2022年度(令和4年度)における決算報告について、変更がない旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第3号議案 定款の一部変更の件

長江一将事務局長より、以下の定款の一部改定を総会で提案することが説明された。①5月19日に開催された理事会で決議されたとおり、これまで定例社員総会を開催し、事業計画書及び収支予算書について審議していたところであるが、法令上は社員総会の承認まで必要ではなく理事会の承認で足りるため今後は理事会の審議事項とすることを定款上明らかにするため、定款第39条の1項の「理事会の決議を経て、社員総会の承認を受けなければならない。」を「理事会の承認を受けなければならない。」に変更すること及び2項と3項を削除し現行の4項を新たな2項とすること。②第22条については、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第91条2項において、会長、副会長、専務理事及び常務理事については自己の職務の執行の状況を理事会に報告しなければならいとする定めがあるところ、定款の定めによって、その報告の時期及び回数を明らかにするため、会長、副会長、専務理事及び常務理事は、年に2回以上の理事会にて自身の職務執行状況を報告する旨を追加すること。③第13条については、上記の第39条の変更理由のとおり、これまで事業計画書、収支予算書については、毎年1月に定例社員総会を開催し審議していたところであるが、今後は理事会で審議することにしたので、1月に定例社員総会を開催する必要がなくなったため社員総会の1月開催を削除すること。これらの事項について審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第4号議案 利益相反管理規程、危機管理規程、危機管理マニュアルの制定の件

長江一将事務局長より、新たに制定する利益相反管理規程、危機管理規程及び危機管理マニュアルについての内容と今後規程に従い危機管理等を行っていくことが説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

第5号議案 会計規定、印章取扱規程、アンチドーピング規程の改定の件

長江一将事務局長より、会計規定においては、収支予算書の作成に関して理事会の承認を得て確定とする旨、印章取扱規程においては収益事業用連盟角印を新たに加えることについて、改定を行う旨が説明された。また、アンチドーピング規程においては、国際基準に沿ったものを新たに制定する旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席理事全員一致で承認された。

以上をもって議案の審議等を終了したので、11時30分に議長の川﨑雅雄副会長が閉会を宣言した。

理事会には理事21人監事2人ほかが参席

理事会には理事21人監事2人ほかが参席

開会にあたり挨拶を述べる川﨑雅雄副会長

開会にあたり挨拶を述べる川﨑雅雄副会長

公益社団法人日本武術太極拳連盟 第12回定時社員総会議事録

1 開催された日時:2023年(令和5年)6月17日(土)13時00分~14時18分

2 開催された場所:TKP新橋カンファレンスセンター

3 正会員総数及び定足数:総数49名、定足数25名

4 出席正会員数: 19名(総会会場に出席の正会員7名、委任状提出42名)

出席理事:川﨑雅雄、西村誠志、近藤重和、孫建明、谷川大、潮田強、及川佳織、友崎敦、孔祥東、長江一将、中谷康司、岡野範子、上原田紀子、塚原加代子、武田久、大山一夫、大沢藍未、渡部健一、津毛望、三保千鶴子、圖子幸子、飯田行雄

出席監事:堀米秀夫、三代正廣

なお、吉田由美子国体委員会委員長、中村剛ジュニア普及委員会委員長、高山宗久競技委員会委員長、蓮原亮公認会計士・税理士が陪席した。

5 議 題

報告事項

(1)代表理事、業務執行理事報告

(2)各ブロック事業及び日本連盟各専門委員会2022年度(令和4年度)事業活動報告

(3)今後の定時社員総会及び定例社員総会、理事会の開催の件

(4)2026年度JOCジュニアオリンピックカップ大会の開催地の件

(5)JOCジュニアオリンピックカップ大会の種目変更と年齢枠の件

(6)利益相反管理規程、危機管理規程、危機管理マニュアルの制定の件

(7)会計規定、印章取扱規程、アンチドーピング規程の改定の件

(8)その他

決議事項

第1号議案  2022年度(令和4年度)事業報告承認の件
第2号議案  2022年度(令和4年度)決算報告承認の件
第3号議案 監査報告承認の件
第4号議案 定款の一部変更の件
第5号議案 その他

6 議事の経過及びその結果

本日の総会が、正会員総数49名のうち総会会場に出席の正会員が7名、委任状提出が42名で出席正会員数は合計49名となり、開催要件の定足数たる過半数25名以上の出席を充足しているので、定款第17条の規定により成立していることを確認し、開会にあたり川﨑雅雄副会長が挨拶を述べた。また、事前に川﨑雅雄副会長が議長として指名された。次に、議事録署名人は定款第35条に基づき、川﨑雅雄副会長、堀米秀夫群馬県武術太極拳連盟会長及び谷川大東京都武術太極拳連盟理事長とし、報告及び議案の審議に入った。

報告事項

以下の報告が行われた。

(1)代表理事、業務執行理事報告

谷川大常務理事より、大会関係についての説明が行われ、4月22日・23日に大阪府泉佐野市熊取町にてJOCジュニアオリンピックカップ大会が開催され、40種目521名のエントリーがあったこと、7月14日~16日に東京体育館にて開催される第40回全日本武術太極拳選手権大会において準備が進められていることが報告された。

孫建明常務理事より、4月24日・25日に太極剣セミナーが実施されたこと、6月3日・4日には日本連盟トレーニングセンターにてアジアジュニア選考会が行われたこと、コロナ禍で中止となっていた国際大会の開催に伴い、若い世代の選手のスキルアップをさらに進めていくことが報告された。

西村誠志常務理事より、3月に講師研修会、4月には4段位前期審査会及びJOCジュニアオリンピックカップ大会、5月と6月にはA級指導員健康管理セミナーが行われたことが報告された。

近藤重和常務理事より、国際事業の窓口として、国際武術太極拳連盟及びアジア武術太極拳連盟との連携をとり、より具体的な国際業務を進めていくこと、来年開催されるワールドカップにおいても具体的な準備を進めていくことが報告された。

川﨑雅雄副会長より、5段位昇段セミナーが初めて実施され、多くの愛好者による参加があったこと、7月14日~16日には第40回全日本武術太極拳選手権大会が開催され、40回目の開催を記念した601人の都道府県連盟代表者による集団記念演武が披露されることが報告された。

(2)各ブロック事業及び日本連盟各専門委員会2022年度(令和4年度)事業活動報告

長江一将事務局長より、事前送付の資料のとおり、2022年度(令和4年度)に実施された各ブロック事業と日本連盟各専門委員会事業について報告がされた。

(3)今後の定時社員総会及び定例社員総会、理事会の開催の件

 近藤重和常務理事より、毎年1月に開催していた定例社員総会については、法令上開催を義務付けられているものではないので費用面を鑑みて開催しないこととし、今後は6月の定時社員総会のみの実施とすることが説明され、一般社団法人の法人制度に則り、今後の開催を進めていくことが報告された。

(4)2026年度JOCジュニアオリンピックカップ大会の開催地の件

長江一将事務局長より、2026年度JOCジュニアオリンピックカップ大会の開催地が福岡県に決定したことが報告された。また、東北・北海道ブロックから岡野範子理事、東海・北陸ブロックから髙見一枝愛知県武術太極拳連盟理事、九州・沖縄ブロックから飯田行雄理事の各開催都道府県役員より、来年以降の開催における意気込みと説明が行われた。

(5)JOCジュニアオリンピックカップ大会の種目変更と年齢枠の件

高山宗久競技委員会委員長より、2024年度JOCジュニアオリンピックカップ大会からジュニア国際大会の規定に合わせ、大会の年齢枠を変更すること、C組に24式太極拳を新種目として採用しジュニア太極拳3を廃止すること、A組国際第三套路として太極扇を新種目として採用することが報告された。

(6)利益相反管理規程、危機管理規程、危機管理マニュアルの制定の件

長江一将事務局長より、利益相反管理規程と危機管理規程及び危機管理マニュアルを新たに作成し、組織運営におけるさらなる整備を進めていくことが報告された。

(7)会計規定、印章取扱規程、アンチドーピング規程の改定の件

長江一将事務局長より、会計規定においては、収支予算書の作成に関して理事会の承認を得て確定とする旨、印章取扱規程においては収益事業用連盟角印を新たに加えることについて、改定を行った旨が説明された。また、アンチドーピング規程においては、国際基準に沿ったものを新たに制定した旨が説明された。

決議事項

第1号議案  2022年度(令和4年度)事業報告承認の件

長江一将事務局長より、報告書の通りに各事業が実施されたこと、3年ぶりの国際大会「第8回世界ジュニア武術選手権大会」が開催されたこと、コロナ禍で減少傾向であった各講習会の参加者が戻りつつあることが報告され、審議のうえ、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

第2号議案  2022年度(令和4年度)決算報告承認の件

2022年度(令和4年度)貸借対照表及び正味財産増減計算書、その附属明細書、財産目録について蓮原亮公認会計士・税理士が説明し、審議のうえ、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

第3号議案 監査報告承認の件

堀米秀夫監事が監査報告を行い、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

第4号議案 定款の一部変更の件

長江一将事務局長より、定款の一部改定を行い、第39条の事業計画書、収支予算書については、これまで定例社員総会を開催し審議していたところであるが、法令上は社員総会の承認まで必要ではなく理事会の承認で足りるため、今後は理事会の審議事項とすることを定款上明らかにするため、1項の「理事会の決議を経て、社員総会の承認を受けなければならない。」を「理事会の承認を受けなければならない。」に変更すること及び2項と3項を削除し現行の4項を新たな2項とすることが説明された。また、第22条については、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第91条2項において、会長、副会長、専務理事及び常務理事については自己の職務の執行の状況を理事会に報告しなければならいとする定めがあるところ、定款の定めによって、その報告の時期及び回数を明らかにするため、会長、副会長、専務理事及び常務理事は、年に2回以上の理事会にて自身の職務執行状況を報告する旨を追加することが説明された。さらに、第13条については、上記の第39条の変更理由のとおり、これまで事業計画書、収支予算書については、毎年1月に定例社員総会を開催し審議していたところであるが、今後は理事会で審議することにしたので、1月に定例社員総会を開催する必要がなくなったため社員総会の1月開催を削除する旨が説明され、審議のうえ、原案どおり出席正会員全員一致で承認された。

以上をもって議案の審議等を終了したので、14時18分に議長の川﨑雅雄副会長が閉会を宣言した。

第12回定時社員総会出席者・オブザーバー

北海道連盟=森豊貴、宮本一弘、青森県連盟=奥村吉昭、貝森慶一、岩手県連盟=高橋喜子、山田泰子、宮城県連盟=松山恵美、秋田県連盟=田村ひとみ、菅原江美子、山形県連盟=早坂ひで子、菅野瑞子、土屋直美、福島県連盟=蛭田英明、栃木県連盟=柏戸禮子、群馬県連盟=小山晶子、新潟県連盟=中山正栄、長野県連盟=寺島知代子、茨城県連盟=恩田享位、埼玉県連盟=佐々木浩、千葉県連盟=有居晃、伊澤史夫、東京都連盟=谷川大、神奈川県連盟=肥後充昭、河村南里、山梨県連盟=長谷川光男、富山県連盟=松村茂正、馬渡明美、石川県連盟=田村敏博、福井県連盟=大西義幸、静岡県連盟=髙橋かよ子、愛知県連盟=髙見一枝、三重県連盟=奥村誠之郎、岐阜県連盟=杉山哲、杉山千恵、滋賀県連盟=初田茂、京都府連盟=渡部健一、新保美香、大阪府連盟=中道由美子、兵庫県連盟=田中康博、奈良県連盟=小谷早苗、飯降牧子、和歌山県連盟=辻順三、鳥取県連盟=前田慶一郎、島根県連盟=西村敏、岡山県連盟=川島通正、広島県連盟=三保千鶴子、大前一美、山口県連盟=小西輝保、香川県連盟=福田一惠、徳島県連盟=佐野孝志、愛媛県連盟=稲葉美子、高知県連盟=氏原史子、森光久美子、福岡県連盟=飯田行雄、野上伸子、佐賀県連盟=今古賀環、長崎県連盟=海原一博、三田村直子、熊本県連盟=黒田勉、行田まさ子、大分県連盟=千鳥安雄、宮崎県連盟=原世津、鹿児島県連盟=有馬勝博、沖縄県連盟=宮良信詳、学生連盟=増田勝、散手倶楽部=池田純、岡部武央

「第27回中央技能検定委員会全体会議」2023年度の太極拳初段・2段・3段検定実施要綱決まる

「第27回中央技能検定委員会全体会議」が6月17日(土)、日本連盟第12回定時社員総会閉会後に開催され、日本連盟太極拳技能検定委員会のメンバーはじめ各都道府県連盟の太極拳技能検定委員会委員長、総会参加者らが出席しました。

議事は今年度(2023年度)の検定実施の問題点、提案事項などが協議された。併せて提出されていた2023年度(令和5年度)初段~3段検定実施要綱(案)が承認され、実施会場や日程などが決定しました。

加盟団体からの花束を受け取る加藤勝信会長

加盟団体からの花束を受け取る加藤勝信会長

懇親会で挨拶をされる陳諍文化部公使参事官

懇親会で挨拶をされる陳諍文化部公使参事官

東北・北海道ブロックの役員の皆さま

東北・北海道ブロックの役員の皆さま

北関東ブロックの役員の皆さま

北関東ブロックの役員の皆さま

南関東ブロックの役員の皆さま

南関東ブロックの役員の皆さま

東海・北陸ブロックの役員の皆さま

東海・北陸ブロックの役員の皆さま

近畿ブロックの役員の皆さま

近畿ブロックの役員の皆さま

中国ブロック・四国ブロックの役員の皆さま

中国ブロック・四国ブロックの役員の皆さま

九州・沖縄ブロックの役員の皆さま

九州・沖縄ブロックの役員の皆さま

全国8ブロックごとに分かれブロック会議を開催

全国8ブロックごとに分かれブロック会議を開催

2024~2026年のJOCジュニアオリンピックカップ大会開催地

JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会は、武術太極拳競技へのジュニア層の周知・参加を促進させるジュニアの全国大会として位置付け、毎年持ち回りで開催しています。2024~2026年は以下の開催地を予定しております。ぜひご来場ください。

・2024年春 宮城県仙台市  カメイアリーナ仙台
・2025年春 愛知県名古屋市 愛知県武道館
・2026年春 福岡県