【年頭所感】衆議院議員 日本連盟名誉会長 二階 俊博、衆議院議員 日本連盟会長 加藤 勝信

謹んで新年のご祝辞を申し上げます。

旧年はコロナ禍の先に進む年として、各方面で事業が再開していく中で、全国の愛好者の皆さまも少しずつ活動の場が戻り、明るく元気に太極拳に親しまれ、心身ともに健やかにすごされていることと心からお慶び申し上げます。

2024年度は、中国・マカオで「第10回アジア武術選手権大会」、ブルネイ・バンダルスリブガワンで「第9回世界ジュニア武術選手権大会」が開催され、加えて10月には、「第3回武術太極拳ワールドカップ大会」が日本・横浜で行われる予定と聞いております。2度の延期を経て、この大きな国際大会が日本で開催されることを大いに楽しみにしております。

国内においては、JOCジュニアオリンピックカップ大会や全日本大会、国民スポーツ大会、ねんりんピックなどの大会事業が実施されます。

我が国の選手たちが日本そして世界で大きく羽ばたきご活躍されることを心より祈念しております。

また、武術太極拳を通じて、日中両国の協力のもとで交流を続けることで、日中友好の架け橋としても大きな役割を果たし、スポーツの価値を高めていくことと思います。日本連盟の多くの活動を通じて、国際的な交流と普及発展がさらに推し進み、競技スポーツ・生涯スポーツとして新たなレベルで国民の健康増進と健康寿命の延伸に寄与することを期待しております。

会員の皆さまにおかれましては、本年も武術太極拳への一層のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、益々ご活躍されますことを心より祈念し、新年の挨拶といたします。

 

 

令和6年の新春を迎え、心よりお慶び申し上げます。

昨年の5月8日に新型コロナが5類に移行しました。地域でのお祭りをはじめ様々なイベントが再開されるなど、ようやく以前の日常が戻ってきて、平穏な日常のありがたみを感じているところでございます。

昨年は、4月にJOCジュニアオリンピックカップ大会、7月に全日本選手権大会を無事に通常開催することができました。全日本大会には私も伺わせていただき、素晴らしい演武に感動を覚えたことを今も鮮明に記憶しております。また、9月の鹿児島国体、10月のねんりんピックもまた、おかげさまで成功裏に終了いたしました。各大会において有観客での開催、声を出しての応援が解禁され、活気溢れる大会となりました。

国際大会においても、アジアジュニア選手権大会やワールドユニバーシティゲームズ、アジア競技大会、世界選手権大会とコロナ禍の影響により延期となっていた多くの国際大会が昨年再開され、世界的に武術太極拳の賑わいが復活してきております。そんな折、本年10月には日本・横浜でワールドカップが開催されます。我が国の選手が、世界から集まるトップ選手と競い合い、大いに活躍してくれることを期待しています。日本の武術太極拳界全体で盛り上げ、出場される選手たちを全力で応援しましょう。皆さまのご協力よろしくお願い申し上げます。

最後に、本年は甲辰の年であります。あまねく光に照らされ、急速な成長と変化が起きる年と言われております。本連盟の選手並びに関係者の皆さま一人ひとりのご活躍と、ワールドカップ開催に向かって武術太極拳のさらなる発展をお祈り申し上げ、年頭にあたっての挨拶といたします。