第15期全国審判員研修会と新国際ルール研修会 2月東京・佐賀 3月大阪で実施
【掲載:2014年02月15日】
日本連盟は「第15期全国審判員研修会」を東京,佐賀,大阪の3都市で開催する。
審判員研修会は一昨年の第14期から,2011年6月18日に開催された日本連盟第74回理事会で承認された新「公認審判員制度」に基づいて実施されており,2年ごとに行う。第15期の日本連盟審判員資格は「公認太極拳審判員」と「公認拳術審判員」の2種類となっている。
今期は3会場に全国から297人が参加する。
今期の全国審判員研修会は各会場とも1日目(土)に太極拳審判員と拳術審判員の研修と試験を並行して実施し,2日目(日)に併設事業として「新国際ルール研修会」を行う。
全国研修会・本試験の受講・受験資格は「公認太極拳審判員」研修会は太極拳2段以上の取得者,「公認拳術審判員」研修会は長拳2級以上の取得者で,9月から10月にかけて実施された都道府県第1次試験の合格者となっている。
今期の研修と試験は2013年6月改訂刊行の『競技ルールと審判法』に基づいて実施される。
第15期全国審判員研修会・本試験の日程と参加者数は次のとおり。
■東京会場/2月8日(土)東京都「国立オリンピック記念青少年センター」太極拳審判員=125人,拳術審判員=15人
■佐賀会場/2月15日(土)佐賀県鳥栖市「サンメッセ鳥栖」太極拳審判員=57人,拳術審判員=なし
■大阪会場/3月1日(土)大阪市「大阪市中央体育館・大会議室」太極拳審判員=83人,拳術審判員=17人
「新国際ルール研修会」3会場で計71人参加
「新国際ルール研修会」は第15期全国審判員研修会で公認拳術審判員を受講・受験する人,特例公認1級審判員,公認拳術1級~3級審判員を対象に行われる。国際武術連盟の「新国際ルール(2005年版国際武術套路競技規則)」の研修を行うもので,全国大会の自選難度競技はもちろんのこと,世界ジュニア選手権大会,アジアジュニア選手権大会など国際競技大会では規定套路競技にも,新国際ルールが適用されている。近い将来はJOCジュニア大会の一部の競技種目での適用や2019年からの国体公開競技の長拳種目での簡略化した新国際ルールの実施などが検討されている。
新国際ルールへの理解を進めてもらうために,全国審判員研修会の機会を利用して新国際ルール研修会が開かれ,東京会場40人,佐賀会場8人,大阪会場23人が参加する。
研修会の講師は、及川佳織、竹中保仁の両国際審判員が担当して実施する。
新刊国体公開競技套路「初級長拳」武術太極拳は2019年第74回国民体育大会(茨城)から2022年第77回国民体育大会までの4年間,公開競技として実施されることになりました。 そこで国体公開競技の種目「初級長拳」のみのテキストを刊行しました。大会では少年の部2(15~17歳)の種目になります。 A5判というコンパクトな冊子にし,携帯しやすく,どこでも学習できる点と,各動作をイラスト(線画)にし,見やすくしました。 【参考】武術太極拳の国体公開競技種目は,下記の5種目です。 ①少年の部1(15歳~17歳)=「ジュニア太極拳2」 ②少年の部2(15歳~17歳)=「初級長拳」 ③成年の部1(18歳~29歳)=「26式太極拳」 ④成年の部2(18歳~29歳)=「長拳国際第一套路」 ⑤シニアの部(30歳~49歳)男女混合=「太極拳推手套路」 |
改訂版「競技ルールと審判法」全国審判員研修会の学科講習に使用しているテキスト「競技ルールと審判法」の改訂版を頒布しています。 巻末に「武術太極拳競技審判員が備えるべき条件」(2頁)が追加されました。 <テキストの内容> 武術競技ルール: 審判員とその職責,競技通則,採点の基準と方法 武術競技の審判法: 採点方法の慨述,長拳・剣術・刀術・槍術・棍術・南拳・太極拳の採点方法 |
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