コロナに負けずに級位検定
大分県北東部の国東半島に位置する国東市に、3年前に始まった太極拳教室があり、毎週月曜日に練習が行われています。
大分県連盟では、毎年、級位技能検定を、前期と後期の2回、大分市内の会場で開催し、県下各地の団体から受験に来ています。
2020年度の後期級位技能検定も、2021年2月21日(日)に大分市で実施されました。
国東市の教室でも、皆さんが熱心に練習に取り組んで、入門、初級、24式太極拳と進み、級位検定試験の受験を希望する方々がいましたが、コロナ禍の中、車で1時間半程かかる大分市へ出かけて行き、人が集まる試験会場に入ることに不安を感じて、受験を躊躇されていました。
皆さんの熱意を、コロナ禍の中でも大切にして、団体主催で国東市において級位検定を実施することとし、大分市から運営責任者とA級指導員が出向いて、2月22日(月)に国東市で検定試験を行い、6人の方が、飛び級で5級と4級を受験されました。
マスク着用、消毒、換気に気をつけて、コロナ感染防止に注意を払い、遠方に行くことなく、地元で安心安全に検定を受けられたことを、皆さん大変喜ばれていました。
今後も、希望する各教室に出向いて、たくさんの方々に、級位検定を安心して受験してもらえる取組みをすすめていきたいと思います。
(NPO法人大分県武術太極拳連盟 大分市府内太極拳クラブ)