2022年度 長拳技能検定 初段・1級・2級 実施のご案内
2023年1月~3月に全国5会場で実施
長拳技能検定は、下記の日程で5会場にて、従来の《1級・2級》の実施形式に加え、《初段》の単独実施と《初段・1級・2級》の同時実施という形で行われます。
検定の前日には事前講習会(長拳技術講習会)を実施、この講習会は、翌日の受験者に対して検定内容の確認と対策を、受験者以外の一般受講者に対しては、検定内容を中心にレベルアップのための講習を行います。将来的に上位級試験や指導員試験の受験を希望する方は、この機会を積極的にご活用ください。
受験申請締め切りは、各都道府県連盟を通して11月30日(水)までに日本連盟に必着となっています。
日程などの詳細は次の表でご確認ください。実施要綱につきましては、都道府県連盟宛に配布しておりますので、所属する連盟にお問い合わせください。また、こちらにも掲載しております。
<実施日程・会場>
①【東京会場】
■初段:2023年1月14日(土) 事前講習会(長拳技術講習会)~15日(日) 技能検定試験
■会場:日本連盟トレーニングセンター
※JR総武線「新小岩」駅南口より都営バス「京葉交差点」下車、徒歩約3分
②【大阪会場】
■初段:2023年1月28日(土) 事前講習会(長拳技術講習会)~29日(日) 技能検定試験
■会場:丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
※地下鉄中央線「朝潮橋」駅下車、徒歩約2分
③【盛岡会場】
■初段:2023年2月18日(土) 事前講習会(長拳技術講習会)~19日(日) 技能検定試験
■会場:岩手県営武道館
※JR 「盛岡」駅よりバス「城北小学校」下車、徒歩すぐ
④【福岡会場】
■初段:2023年2月25日(土) 事前講習会(長拳技術講習会)~26日(日) 技能検定試験
■会場:アクシオン福岡
※JR 「博多」駅よりバス 「アクシオン福岡前」下車
⑤【静岡会場】
■初段:2023年3月25日(土) 事前講習会(長拳技術講習会)~26日(日) 技能検定試験
■会場:沼津市総合体育館(予定)
※JR 「沼津」駅下車、徒歩約15分
※2級・1級の課題套路「初級長拳」の参考資料として、『初級長拳・入門棍術』テキスト(黄色の表紙)、および『国体公開競技套路 初級長拳』テキスト(オレンジ色の表紙)を活用する
※初段の課題套路「長拳国際第一套路(長拳B)」の参考資料として、『国体公開競技套路 長拳国際規定第一套路(長拳B套路)』テキスト(赤色の表紙)を活用する
※初段の套路試験実施方法は、前半(1.予備勢~41.横襠歩亮掌)と後半(41.横襠歩亮掌~62.収勢)に分け、半套ずつ演技する
【受験・受講資格および受験・受講料、登録料】
・検定試験 ・講習会 |
受験・受講資格 |
・検定審査員 ・講習会講師 |
受験料 | 登録料 |
講習会受講料 | ||||
技能検定 2級試験 |
・3級取得者 ※2022年10月末までに登録済みの者 ・学習期間:6ヶ月以上 |
公認B級指導員: 3~4名 (検定審査員は3名) ※ジュニア普及委員会が委嘱 |
・24歳以下: 2,500円 ・25歳以上: 5,000円 |
3,000円 |
事前講習会 | 事前講習会: 5,000円 |
|||
技能検定 1級試験 |
・2級取得者 ・学習期間:1年以上 |
・24歳以下: 3,000円 ・25歳以上: 6,000円 |
||
事前講習会 | 事前講習会: 5,000円 |
|||
技能検定 初段試験 |
・1級取得者 ・学習期間:2年以上 |
・24歳以下: 4,000円 ・25歳以上: 8,000円 |
4,000円 | |
事前講習会 | 事前講習会: 5,000円 |
|||
長拳 技術講習会 |
長拳初段・1~3級までの取得者で、今回受験しない者 ※初段内容を受講希望する者は、初段または1級を取得していること |
長拳技術講習会 受講料: 5,000円 |
【技能検定試験内容と判定基準】
段・級 | 套路試験 | 基本功試験 | ||
内容 | 判定基準 | 内容 | 判定基準 | |
2級 | 「初級長拳」〈前半〉 1.虚歩亮掌~ 20.仆歩亮掌 |
・套路動作内の手型・手法・歩型・歩法・腿法・身型・身法等が、ある程度正しくできている。 ・勁力・力点がある程度明確で、一定のスピードがある。 ・動作が比較的スムーズで緩急のリズムがあり、動作と視線が一致しており、意識と長拳の特徴をある程度表現できている。 |
・提膝平衡 ・蹬腿 ・外擺腿 ・里合腿 ・側踹腿 |
・テキストにある動作規格に基づき、下位級より高度な柔軟性と完成度を求める。 ・平衡動作は、2秒以上静止することができる。 |
1級 | 「初級長拳」 〈全套路〉 1.虚歩亮掌~37.収勢 |
・燕式平衡 ・翻腰 ・仆歩穿掌 ・後掃腿 ・騰空飛脚(二起脚) |
・テキストにある動作規格に基づき、各動作の要領を理解し、ある程度スムーズに行うことができる。 ・力点やリズムが、ある程度明確である。 ・跳躍動作はほぼ空中で行うことができ、平衡動作は2秒以上静止することができる。 |
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初段 | 「長拳国際 第一套路 (長拳B)」〈全套路〉 1.予備勢~62.收勢 |
・套路動作内の手型・手法・歩型・歩法・腿法・身型・身法等の基本技術をおおむね理解し、比較的正確でスムーズに動くことができる。 ・套路動作内の跳躍動作について、要領と動きをおおむね理解している。 ・勁力・協調・精神・風格・リズム等、長拳の特徴をおおむね表現できている。 ・コート内における套路の基本的な路線を、おおむね把握している。 |
動作組合せ試験 | |
内容 | 判定基準 | |||
・12-② 提膝衝拳~15-② 側身挙腿平衡 ・22-③ 提膝推掌~29.並歩推掌 ・53-⑤ 提膝抄拳~57.弓歩盤肘 |
・各跳躍動作の手順・要領を理解し、おおむねこなしている。 ・各組合せ動作の規格が比較的正確で、勁力・協調・精神・風格・リズム等、おおむね表現できている。 |