太極拳のまち- 福島県喜多方市

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1.喜多方市太極拳のまちづくり 基本構想:

 厚生労働省などが主催して、毎年開催されている「全国健康福祉祭」=「ねんりんピック」の2002年の大会は福島県で開催されました。喜多方市では、2002年ねんりんピックの太極拳交流大会が開催されました。これをきっかけとして、喜多方市では「太極拳のまちづくり」がはじまり、「太極拳のまち宣言」が行なわれました。喜多方市による「太極拳のまちづくり」の基本構想、基本理念は次の通りです。

 「太極拳のまちづくり」は、「蔵とラーメン」で知られる喜多方市の特徴的な事業のひとつです。わたしたちは、太極拳に親しみながら「健康 福祉 教育 交流」の調和のとれたまちをつくることを目指し、さまざまな事業に取り組んでいます。喜多方の朝は太極拳で始まります。毎朝行なわれる太極拳の朝練、定期教室、市役所や消防署など職場での太極拳、また、小中学生も太極拳に親しんでいます。「太極拳のまちシンボルマークやロゴ」を採用した地元産品も登場するなど、太極拳が地域振興にもつながり、元気なまちづくりが進んでいます。

―基本理念―

わたしたちは、太極拳に親しみながら、「健康・福祉・教育・交流」の調和のとれたまちを創造していきます。

■ 健康
 生涯を通じて健康に過ごせるよう、太極拳で足腰を鍛え、ゆっくりとした動きの中に穏やかな心を育み、しなやかで強い「心と体」をつくります。

■ 福祉
 太極拳のもつ気の効用を活かし、すべての人が心を癒されながら、共にたすけあい、理解し、心豊かにすごせることをめざします。

■ 教育
 太極拳の持つ多様性を学びながら、好奇心にあふれ、チャレンジする心を持ち、自分にあった楽しみ方で個性を育むことをめざします。

■ 交流
 世代・性別・地域を超え、集い、心を通い合わせながら、思いやりともてなしの心をもったまちづくりをめざします。

太極拳のまち喜多方 シンボルマーク

2.喜多方市太極拳のまち 宣言:

― 宣 言 文 (平成18年6月20日) ―

うつくしまねんりんピック2002太極拳交流大会をきっかけに、喜多方市には太極拳の輪が大きく広がった。
この大会はわたしたちに「もてなしの心」を教えてくれた。そして、誰もが楽しくできる太極拳の魅力を発見した。

わたしたちは、
 太極拳により、いつまでもしなやかな精神(こころ)と身体(からだ)でありたい。
 太極拳により、癒されながら共に助け合い、心豊かにくらしたい。
 太極拳をとおして、好奇心やチャレンジする心を大切にしたい。
 太極拳をとおして、世代や性別を超え、思いやりともてなしの心を忘れずにいたい。

今、新しい喜多方の始まりとともに、太極拳の輪が大きく大きく広がっていく。
そして太極拳が新たな価値を創造していく。
わたしたちにとって誇らしい、元気なまちを、豊かなまちをつくるため、
ここに「太極拳のまち」を宣言する。

3.喜多方太極拳の写真:

4.問い合わせ先:

〒966-8601 喜多方市字御清水東7244番地2
喜多方市役所 保健福祉部部 高齢福祉課 介護保険・予防室

  電 話:(0241)24-5242(直通)
  FAX:(0241)25-7073
  喜多方市HP: http://www.city.kitakata.fukushima.jp